【地球空洞説】第15章~SSチベット探検隊の成果

地球空洞説まとめ

 

 

「SSの探検隊」は「シャンバラ」を発見したのか?

それについて言われている結果を下記に書きます。

 

 

このアーリア人種の起源をさぐるべく派遣されたチベット調査「SSの探検隊」について、

多くの研究者が携わり多数の研究書が書かれているのですが・・・

 

その研究者の多くが直面し、頭を抱えた問題が、
SSのチベット調査に関する書類の多くが現在機密とされている、ということなんだそうです・・・(・_・?)

 

それにより様々なうわさや憶測を呼んだとのこと。

 

 

ナチスは秘密の仏教王国シャンバラを発見したとか、
調査隊の真の目的はチベットに存在すると思わしい異星の文明の痕跡を見つけることだった・・・・とか。

他にも類似する考えにくい「目的」が指摘されていますが、少なくとも言えることは、

探検隊を率いたエルンスト・シェーファー著
『白い襟巻きの宴:神の王国チベットのラサへ』には、

 

シャンバラのことは一言も書かれていなかったのです!

 

 

調査隊の目的についての公開済み書類によれば、その主要な目的はドイツ・アーリア人種の起源を探ることであったからです。

(これについては一定の成果はあったようです)

1940年3月
ヒムラーは20世紀最大の探検家といわれるスヴェン・ヘディン(※)とベルリンで面会します。

 

スヴェン・ヘディン(1865~1952年)
スウェーデン生まれ
20世紀最大の探検家といわれる

 

ヘディンもまた、1899年頃から3年程かけてチベットなどを探検していて
「Tsangpo Lamas Wallfahrt (ツァンポ・ラマの巡礼行,1922)」という本を著している。
彼もヒトラーに影響を与えた一人。

 

 

 

そこでシェーファーのチベット探検隊について語ったのです。

「ドイツの若い探険家ドクター・エルンスト・シェーファーが南チベットを探検し、見事に目的を達成して最近帰国した!」

 

 

 

またヒムラーは、シェーファーと彼の仲間たちが、
チベットのラサに40日間滞在し、貴重なフィルムを持ち帰ったことを誇らしげに語り、次のように言ったそうです。

 

「シェーファーは入国禁止地帯をくぐり抜け、うまくチベットに潜り込むことに成功し、チベットの首府に行ったのである。インドでは、彼はインド総督を訪問した。」

「今度、シェーファーにはこちらに来るように言ってやり、チベットで撮影したフィルムをあなたにお見せするように知らせておこう。」

とヒムラーは語りました。

 

 

ここで、単純な疑問が・・・

もしこのSS探検隊が「シャンバラ」という地底にあると言われる超高度文明を発見していたなら、ここまで部外者にべらべらとしゃべるでしょうか?

 

もし、そんなものを発見したなら、超極秘扱いになりナチスがチベット探検に行ったこと自体をもみ消すに違いありません。

残念ですが、このことを公にしていることが全ての事実を物語っていると思います・・・

 

 
つまりSSチベット探検隊は、シャンバラを発見することはなかったのでしょう。

 

ただ、1938年にSS探検隊がチベットからある仏像を持ち帰っていたと言います。

それについて、最近分かった面白い研究結果があるので、少しそれについて書きたいと思います。

 

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アイアンマンと呼ばれる仏像

 

 

 

 

実はその仏像が研究の結果、隕石(いんせき)を彫って 作られていたという論文が

2012年9月26日に科学誌「Meteoritics and Planetary Science(隕石学と惑星科学)」で発表されたのです。
 
ドイツとオーストリアの合同研究チームによる調査結果によると、この仏像は鉄分を多く含む岩石で作られていることから「アイアンマン」と呼ばれているとのこと。

 

高さ24センチ、重さ10.6キロの毘沙門天の座像で、開いた右手を下に向けています。

 

化学分析の結果、鉄とニッケルを多く含むアタキサイトという極めて珍しい隕石を彫ったものであることが分かったそうです。

 

 

研究チームに参加した独シュツットガルト大学のエルマー・ブフナー氏によると、この仏像を化学的に分析したところ、1万5000年前にモンゴルとシベリア境界付近に衝突したチンガーと呼ばれる隕石の一部を加工研磨して作られたと断定されました。

毘沙門像が彫られた正確な年代は不明ですが、作風からチベットで仏教文化が確立する11世紀より前のものとみられるようです。

 

さらに興味深いのは、その仏像の胸には「卍」が記されているとのこと。

 

それにより探検隊が興味を持ったと言われています。

 

次回はナチスの南極探検についても追ってみたいと思います。

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