【地球空洞説】第1章~同心球理論

地球空洞説まとめ

 

今回は、【地球空洞説】序章~地底人の暴露 の続きになります。

 

この地球空洞説
自分が調べた中でも面白かったのは、
この説は地球だけじゃなく他の星でもあり得るとのこと。

 

どういうことか、まずは太陽系の成り立ちから考えてみようと思います。

 

太陽系のあらゆる物質の大部分をしめる
水素とヘリウムが集まり太陽が生まれ!


その周辺部は少しずつ冷えるに従って小さな粒子となり、
やがて微惑星として太陽の周りを公転し始め~


そしてその微惑星たちはお互いの重力によって引き合ったりしながら
無限に衝突を繰り返し始めます。

 


我々の地球は、できたての時(原始地球ですね)
しばらくの間、上記のような微惑星が衝突を繰り返し、
惑星の表面は衝突のエネルギーによって岩石が完全に溶かされ、
灼熱のマグマの海で埋め尽くされていました。

 

これがマグマ・オーシャンと呼ばれています。

 

 

このように衝突時に起きる超高温のため、
原始の地球はしばらくの間、ぐっつぐつのどろっどろ~の状態で
自転をしていたと考えられています。

 

そうすると、自転による遠心力で、そのどろっどろ~は外側へと、

また引力によって、どろどろを内側へととどめようとします。

その状態で星が冷えて固まったのが現在の地球という考え方です。

 

 

想像するに、脱水をした後の洗濯槽のような状態でしょうか・・・??
遠心力をかけられても服は外に出ることができないので
当然内側へとへばり付くような感じで固まっています。

 

要するに地球の外側が最も高密度の状態で固まったらしいのです。

 

 

スポンサーリンク

地球内部にできた空洞の世界

 

そう考えるとこの地面の遥か下には
同心円状のとてつもなく大きな空洞ができているのかなと・・・
(あるいは大空洞が出来なくても、割りとスカスカな状態なのかもしれませんね・・・?)

 

このような理論について、1818年にアメリカ陸軍のジョン・クリーブス・シムズという人が
「同心球理論」という説を発表して
地球空洞説の中でも有名になったようです。

それは「地球は厚さ1300kmであり、北極と南極に直径2300kmの開口部を持つ五層の球体がある」というものでした。

さらに彼は地表の海は裏側にまで続いていると考えていました。

 

他にもエドモンド・ハレー(イギリスの天文学者)が極地方の変則的な磁気変動を説明するために地球空洞説を考案、1692年にイギリス学士院で「地球空洞説」を発表しています。

これは、「水星と同じ直径の中心核と、金星および火星と同じ直径で厚さ500マイルの同心球状の二つの内核とからなる空洞地球」、という説であった。

これらの殻同士は空気の層で切り離され、各々の殻はそれぞれ磁極を有しており、さらに異なる速度で自転しているとされた。
また、この説では、「地球内部は明るく、おそらくは居住可能であること」、さらに「そこから逃げてくる発光性ガスによって、揺らめくオーロラが生じる」とされた。

 

▲ハレーの提唱した空洞地球のモデル。地球内部にはひとつの中心核と二層の中空の球核があり、それらが空気を挟んで隔てられて浮かんでいるとした。

引用元:wikipedia(地球空洞説)

 

 

レオンハルト・オイラー※は多重球殻を採用せず、「地球内部の高度な文明を照らす、一個の内部太陽」を仮定しました(1770年頃)

※スイスの数学者。「オイラーの公式」や「オイラーの多面体定理」で知られる。

 

▲オイラーの提唱した空洞地球のモデル。地球の中心には直径1000kmほどの輝く星があるとした。

引用元:wikipedia(地球空洞説)

 

 

しかし万有引力の法則では、
地球内部に空洞ができることを完全否定しています・・・

 

でも個人的には地質学もプラスで考えた方が良いんじゃないかなと思います。
まったく空洞がないってのもどうなのかな?って気がしますね。

 

当然、地球内部では熱いところもあれば~
ぬる~い所もあるわけで(-_-;)ホントカ・・・オイ
そういう所で地殻変動があればポッカリと・・・なんてことも?

 

だから万有引力の説だけではちょっと弱いかなぁと・・・

現在まで万有引力も科学的に解明されたわけではありませんしね。

 

 

実際問題、地球内部はその場に行って確かめた人はまだいませんし、
サンプルも採取されたわけではなく、
地震波データの積み重ねから、地球内部はこういう構造だと考えるのが
一番つじつまが合うという結果というだけです。

 

今の科学でもマントル以下がどうなってるか推定に過ぎず、
実際どうなってるかは不明なのです。

 

 

地球空洞説の解説動画

 

こちらは、【地球空洞説】が、分かりやすく説明されている映像です。

 

 

我々の住むこの地球は、中身の詰まった球体ではなく、ゴムボールのような空洞になっていて、その中心部には赤い光を放つ小太陽(セントラルサン)が存在していると言われています。

 

 

地球内部については、今後説明がつかない新たな観測が得られたら
今までの内部構造概念が変わるかもしれません。

 

次回からは、数々の証言や伝承などから
この謎をひも解いて行きたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました