昼が140年も続く!「3つの太陽」を持つ惑星が発見される!

 

 

私たちの頭上に昇る太陽は1つですが、この広い宇宙の中には「太陽を3つ持つ惑星」があるそうです。

 

この度、太陽のように輝く恒星が3つある惑星を約340光年離れた所で発見したのは、

米アリゾナ大などの国際天文学者チームです。

 

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太陽が三つある奇妙な惑星を発見

 

天文学チームが7日の米科学誌サイエンスに掲載した研究論文によると、今回の観測は、南米チリにある欧州南天天文台のVLT望遠鏡によって行ったそうです。

 

 

専門家によると、恒星が2個ある連星系は、宇宙では比較的よく見られるそうですが、

恒星を3個以上伴う連星系は珍しいとのこと。

 

 

「HD131399Ab」と命名されたこの惑星は、地球からの距離が約340光年で、ケンタウルス座の中に位置しています。

 

形成されたのが約1600万年前と比較的若い天体のようで、これまで太陽系外で発見された中で最も若い惑星の一つとされています。

 

また、近赤外線を使った測定によれば、惑星の大気には水蒸気やメタンが含まれ、木星の約4倍の質量(木星の質量は地球の約320倍)を持ち、表面温度は約580度にまで達していると考えられています。

 

 

「HD131399Ab」は、地球にとっての太陽に相当する大きい恒星が大、中、小の3個あり、

大きな恒星を中心に約550年かけて公転しているそうです。

 

 

 

 

惑星から見て、3つの恒星が一遍に沈むと夜になるが、タイミングがずれると“太陽が沈まない現象”が起こるとのこと。

 

 

この惑星系の2つの恒星は15億kmの距離で強く結びつきながら回転し、

3つ目の恒星は2つの恒星から430億km離れた場所を公転します。

そして、「HD131399Ab」は2つの恒星から290〜300億kmの場所に位置しています。

 

 

以下は、「HD131399Ab」の発見者で、論文の第一執筆者アリゾナ大学のケビン・ワグナー博士の声明です。

 

公転周期の1年が地球年で550年に相当するこの惑星では、その軌道の約半分の間、空に3つの星が見える。

明るさが弱い方の2つの星が常に互いに接近しており、最も明るい星との見かけの間隔を、年間を通して変化させる」

 

▲ケビン・ワグナー博士

 

「惑星の1年の大半で、これら2つの星は非常に接近して見えるため、

惑星では毎日、太陽3個による日の出と日没があり、地球で見慣れた夜側と昼側ができる」

 

「惑星が軌道を進み、星と星との見かけの間隔が日ごとに離れていくと、一つの星が沈む時刻と、他の星が昇る時刻が重なる時点に到達する」

 

その結果「軌道全体の約4分の1、地球年で140年近くにわたり、ほぼ一日中昼間」になる。

 

と語っています。