ブラックホールの近くにいれば、宇宙の終わりが見える?
・・・???
何を言ってるんだと笑われそうですが・・・
あの、アインシュタインの一般相対性理論の力を借りれば
見えるかも?って話なんです。
ただ、ブラックホールの近くに行ける宇宙船があり
死を覚悟すればって話ですけどね・・・
どういうことか、簡単に↓
一般相対性理論によると、
重力は時間をゆがませるので時が遅れます。
地球を例にすると
重力のある地上は無重力の宇宙と比べると、
1秒につき100億分の7秒、時が遅れるそうです。
なので、カーナビに使われているGPS衛星の時計は
地上に比べて100億分の7秒速く時を刻むので、
ほっておくとどんどん時間がずれてしまうため
予めずれないように設定されています。
ブラックホールに近づくにつれ時間がどんどん遅れる
ブラックホールは、極めて高密度かつ
大質量の強い重力の天体ってのはみなさん承知のことですが、
このブラックホールの周りでは強~い重力のせいで
時間がめっちゃ遅れるわけです。
ある距離に到達すると、そこは光さえも抜け出せず
時間も止まってしまう状態になるようです・・・
※その距離をブラックホールの
「事象の地平面」または「シュバルツシルト面」と呼んでますね。
(事象とは様々なできごとのこと)
・・・ということはブラックホールの「事象の地平面」ってところに
近づくにつれて、時間の経過が遅れていくことになり
その場所まで到達するとあなたの時間は完全に止まってしまいます。
しかし、そこから100万年後(例えばの話で・・・)
あなたをそこから連れ出すと、あなたは100万年前から
一瞬にして今に移行したと思えます。
ですので、その「事象の地平面」のすぐ近くの僅かな時間しか流れない場所で
留まることができれば、宇宙の時間が早く見えて
もしかしたら、一瞬でも宇宙の終わりが見える・・かも?
って話でした^^;
コメント