旧約聖書「ダニエル書の預言」2017年5月14日に人類は滅亡する!?

予知・予言

 

何かと世間を騒がせる、地球滅亡人類滅亡の予言――。

 

幸いなことに今のところそれらの予言が的中することはなく、結局…人類も地球も滅亡しておりません。

 

…まあ、こういった話題は毎年のように騒がれておりますが、

今年(2017年)も人類滅亡を予言しているとされる書物が、注目を集めているそうなのでご紹介させていただきます。

 

その書物とは、あの旧約聖書…。そこにはいったい何が書かれているのでしょうか?

 

スポンサーリンク

旧約聖書のもっとも有名な一書「ダニエル書」

旧約聖書はユダヤ教、およびキリスト教の聖典とされる書物です。

その複数の書からなる一書に紀元前164年頃に書かれたと言われている「ダニエル書」があります。

その中に人類の未来に関する予言があるそうです。

 

『ダニエル書』は、旧約聖書の中の一書。
キリスト教では「預言書」のひとつとして『エゼキエル書』の後におかれているが、
ユダヤ教の分類では(「黙示文学」として)「諸書」に入る。

題名はこの書の主人公である「ダニエル」に由来する。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/ダニエル書

 

 

ダニエルとは

ダニエルは旧約聖書の『ダニエル書』に登場するユダヤ人男性のことで、

紀元前6世紀、エルサレムを陥落させたバビロンのネブカドネツァル王は、自分の占領行政の官吏を養成するため、

ユダヤ人の「王族と貴族の中から、体に難点がなく、容姿が美しく、何事にも才能と知恵があり、

知識と理解力にとみ、宮廷に仕える能力のある」少年たちを選び出してバビロンに連れてこさせました。

その中の一人が「ダニエル」でした。

 

▲システィーナ礼拝堂天井画:預言者ダニエル(ミケランジェロ作)

 

 

ダニエルはぬきんでて優秀で、不思議な霊力を持っていたため、王の助言者として仕えて重用されます。

 

王が怖ろしい悪夢にうなされ、それが元で不眠症となってしまった時には

ダニエルが「ネブカドネツァル王」の見た夢の謎を解き明かしたことでバビロン全州の長官にも任命されたりしたそうです。

 

また、ある日のこと・・・

ネブカドネツァルの子「ベルシャザル」が1000人の貴族や後宮の女達とともに宴会を開きワインを飲んでいた最中、

突然、空中に白い手がスーッと現れて、壁に血で謎の文字を書くという恐ろしい出来事が起こりました…

 

 

ベルシャザルは、あまりの出来事に恐れ(おのの) いてダニエルを呼び、その字を解読させます。

すると…ダニエルは恐怖で震えるベルシャザルを見ながら静かに答えました・・・

 

「神があの手を遣わして文字を書かせたのです。

文字は“メネ・メネ・テケル・ウ・パルシン”

 

 

メネは「数える」の意、神があなたの悪業を数えた。テケルは「測る」の意、神があなたを(はかり) にかけ不足であると判定された。

パルシンは「分ける」の意、あなたの王国は分割される事を意味する。

 

つまり神からの終わりの宣告だったのです。

 

そして、ダニエルの予言通り、その夜のうちにバビロンはペルシャに滅ぼされ、ベルシャザルは殺害されたのでした……。

 

人類滅亡は2017年5月14日!?

 

 

このように、不思議な力を持つダニエルが人類の未来に関わる預言をしているそうなのです。

 

それはこちらになります。

“エルサレムを建て直せと命令がでてから、メシヤなるひとりの君がくるまで7週と62週あることを知り悟りなさい”

旧約聖書ダニエル書9章「70週の預言」(二五節)

 

この一節が、人類滅亡を予言している文章として注目を集めているそうです。

 

解釈としては、『エルサレムを建て直せ』という文言が1948年5月14日のイスラエル建国を意味し、

『メシアが来るまで7週と62週』は、「69週」。

これは、ユダヤ密教では「神の1週間を1年」と象徴することがあり、週を年と換算すれば、69年ということになるとのこと。

 

つまり、1948年5月14日、その69年後…

2017年5月14日「メシヤなるひとりの君がくる」となります。

 

これは、メシア(救世主)は「終わりの日」から救うために来るのだから、そのとき何か人類にとって破局的な出来事が起こっている可能性があるのでは…との解釈のようです。

 

ただ一般的にこの預言はイエスの出現(西暦26年頃)を指す文言であるという解釈の方が有力視されているとのこと。

この「週」は原文で「7」を意味するとし「7年」と解釈。そして69×7年=483年を導きだし、
「イスラエル再建の年」については、ペルシャ王が律法学者エズラにエルサレムの再建を託し帰還命令を出した紀元前457年と仮定。
すると483年後は26年。26年はイエスが公生涯(公の活動)に入ったあたりの年となり、その3年半後にイエスは十字架にかけられます。
そのため25節はイエスの出現を示しているのでは?と。
引用:http://ranpo.co/article/6080264890734350337

 

 

預言の解釈としては後者の方が完成度は高そうですが、

そうなるととっくに終わった話になりますね……。

 

果たして…真意はどちらなのでしょうか^^;

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました