江戸時代の書物の中には、
徳川家康が宇宙人と接触したと思われるような記述のあるものが数点存在するそうです。
たとえば、牧墨僊(まきぼくせん)によってまとめられた「一宵話」の二巻には
こんな話が出てきます。
↓
慶長十四年(1609年)4月4日、徳川家康の居る駿府城の庭園に「肉人」が出現!!
江戸時代に出現した異星人!?肉人の怪
それは、あの関ヶ原から9年後の慶長十四年(1609年)の事・・・
すでに、将軍職を三男の秀忠に譲って「大御所」と呼ばれるようになった徳川家康は、
自らの隠居の城として構築した駿府城(すんぷじょう=静岡県静岡市葵区)にて、東の秀忠との二極政治を調整しつつ、西の豊臣家の動きに目を光らせるという、
半隠居?的な生活を送っていたわけですが・・・
そんなこんなの3月4日のことです。
春とは言え、未だ肌寒い季節・・・漆黒の夜空に四角い月が現われ、人々は仰天!!
「何か不吉な事が起こるかも知れない」
と、巷では口々に気味悪がりましたが、その時は何事も無く、いつしか、その月も消えてしまいました・・・
ところが、その1ヶ月後の慶長十四年(1609年)4月4日・・・駿府城の庭園に、見た事も無い奇怪な「ヒト型の生物」が、突如として現われたのです!! Σ( ̄ロ ̄lll)
「(その姿は)小児のごとくにて、肉人ともいうべく、手はありながら指はなく、指なき手をもて、上を指して立たるものあり」
↓
わかり易く言うと、その怪物は目も鼻もなく手には指もない人間が天に向かって腕を上げ、何かを訴えていたといいます。
将軍が住む城のため警備は万全なはずなのに、
なぜこのような怪人物が城に迷い込んだのか謎ですね・・・
とにかく、その奇怪な生物の出現で庭園は大騒ぎ!!
「なんだっ、アレは!?」
「化物か?妖怪か?」
と、ドタバタするものの、誰もどうして良いかわからず右往左往するばかり・・・
中には、捕まえようと試みる者もいましたが、これがかなりすばしっこくて、なかなか捕まえることができなかったようです。
やがて、庭の大騒ぎが城中に聞こえるようになり、さすがに
「これは家康公の耳に入れておいたほうが…」
となって、
「いかが、取り計らいましょうか?」
と、お伺いをたてる事に・・・
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/徳川家康
すると家康は・・・
「別に…何をしたってワケでもないので、どこか、人目につかない城から離れた山へ追い払え」と家臣へ指示したとのこと。
そこで皆の力を結集して、何とか「その者」を捕まえ、城から追い出し、少し離れた山奥に捨てたそうです・・・
ちなみに、その日は、午後2時頃から4時頃にかけて、空に奇怪な光を放つ雲が東西にたなびき、やがて東から消えていった・・・なんて事もあったとか・・・
後に、その話を聞いた薬師が
「なんとも惜しい事をしたもんですなぁ~・・・
周囲に仕える者に学がなかったために、家康公が仙薬を手に入れる千載一遇のチャンスを逃してしまった!
そいつは、、『白沢図(はくたくず=古代中国の伝説上の妖異鬼神を紹介した物)』にある『封(ほう)』というものだよ!
その肉を食べると多力になり、武勇も大いに増すと書かれている。
たとえ家康公が食べなくも、家臣の誰かが食べたら、効果絶大だったのに・・・物知りがいなかったのが、かえすがえすも残念だ!!」
と悔しがったとのこと・・・ (・Θ・;)
そのヒト型の生物とは何だったのでしょう・・・?
小児のごとく・・・肉人・・・目も鼻もなく指がない手で天に向かって腕を上げ、何かを訴えていたとは、
自分は宇宙から来たとでも言っていたのでしょうか??
また、肉人の正体は妖怪『ぬっぺふほふ』って話もあるそうです。
ぬっぺふほふとは、顔とも身体とも区別がつかない一頭身の妖怪ですが、
この妖怪が後に「のっぺらぼう」と呼ばれる存在になったという説もあるようです。
(-_-)ウーム
・・・いつの時代にも、不思議な話はあるものですね (^。^”)
コメント
そういえば、皇居にも何回か、上空に不思議な何かが、とか、上空から何かが降りていた、という目撃証言がありましたね。警察官の証言もありましたし、信憑性は高いかと。
正当な権威・権力の所へは、昔から何か妖が近づいたりするのでしょうか。
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