2016年4月14日熊本で起きた大地震で、にわかに注目を集め出している日本最大級の断層帯
【中央構造線】
専門家の間でも、ついにこの眠れる大断層が動き出したと言われはじめています。
今回はこの日本最大級の断層帯【中央構造線】の成り立ちについて、恐竜のいた時代までさかのぼってお伝えしてみたいと思います。
恐竜のいた白亜紀にできた「中央構造線」
大昔、今の日本は2つに分かれていました。
そのため日本列島は「中央構造線」という地学上の線により南北に分けられていて、
中央構造線を境に北側を西南日本内帯、南側を西南日本外帯と呼んで区別しています。
下の画像の黄色い部分は、恐竜がいた時代の
ジュラ紀から白亜紀前期の日本。
関東地方は揚子江の東の先、現在の沖縄付近にありました。
これら南半分が揚子大陸東端から分離してイザナギプレートに乗って北上~
さらに朝鮮半島から離れて北半分が東進~
そして北半分と南半分が合体!!
下が白亜紀後期の日本です。
↓
つまり、その北半分と南半分の接合部が「中央構造線」というわけです。
確かによ~く見ると薄っすらそれらしきものは確認できますね。
下の画像の黄色い線が「中央構造線」です。
この日本の形を変えてしまいかねない「中央構造線」が今回の熊本地震で沈黙を破り、動き出してしまった可能性があるため、専門家も注視しているようです。
とにかく、地球の内部は常に動いていますので、現在の日本の形もいつかは変わってしまいます。
ただそれには、何十~何百万年とかかかるでしょうから気にしてもしょうがないですね。
とは、言いますが・・・
2万年前の日本
↓
まあ、これは、海面の変動が大きいでしょうが、たった2万年で結構日本も変わってますね。
これだけ、変わるのですから、数十年~数百年で見れば、日本のある一部分が変わってもおかしくないような気もします・・・
2万年前の日本を見て少し怖いなと思うのは自分だけでしょうか^^;
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