太陽からはるか遠く離れた木星の衛星「エウロパ」の海に、魚のような生命体が生息している可能性があると言われています!
近年、氷に覆われているはずの氷衛星「エウロパ」で、宇宙に向けて噴き出している水が観測されました。
これにより、エウロパの氷で覆われた外殻の下には深さ160キロの液体ないしシャーベット状の海が広がっている可能性が強くなり、
この海の中には地球外生命体が存在するのではないかと考えられているようです!
そもそも、太陽から7億7800万キロ離れているエウロパが液体の水を維持できるのでしょうか?
その理由の一つとして木星の引力が考えられるそうです。
その引力で引っ張られることでエウロパは膨張・収縮を繰り返し、その時生じた摩擦熱がエウロパを温め、液体状の水が維持できると言われています。
しかも!! この海に従来モデルで想定されていた値の100倍の酸素が含まれているという画期的な研究結果が発表されました w(゚o゚)w
酸素がこれだけ存在していれば、微生物を越えた大きさの生命体をはぐくむことが可能とのこと。
その酸素レベルは現在の地球の海を超えるレベルにまで達しているというのです!
したがって、そこには、魚のような生命体が生息している可能性があります!
これまで判明した情報を分析すると、エウロパの海底の一部には、地球の深海に存在する熱水噴出孔周辺と非常によく似た環境があるはずです。
このようなことから、現在、生命体が存在するとは断言はできませんが、生命活動を支える物理的条件が整っていることは確実だそうです。
理論上で言うならエウロパは魚のような生命体が少なくとも300万トンは生息できると言われています。
NASAもエウロパの調査には前向きで、探査機を送り込む予定だそうです。
順調にいけば2025年までには探査機が発射でき、2030年代初頭に到着するとのこと。
その調査で軌道からの詳しい観測と、可能であればそこのサンプル採取が行われる予定です。
いずれエウロパに降りた宇宙探査機が氷を突き進み、地下の海をあらわにする日が訪れることでしょう!
エウロパにいるという魚はどんな姿をしているのか、今から楽しみです^^
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