都市伝説の方も少しずつまとめて行きたいので、まずは都市伝説界のスター⇒「口裂け女」を今日は紹介いたします。
この人が都市伝説の走りとも言われていて、都市伝説という言葉を作ったとしても過言じゃないですね。
1979年頃から登場し、瞬く間に社会現象を引き起こした都市伝説界の伝説的キャラクター、口裂け女。
その名台詞・・・
わたし、キレイ?
1970年代、とある小学生が夕暮れ間近の下校途中、赤いコートを着た若い女性に声をかけられました。
「ねえ、わたしキレイ?」
その女は、マスクで口元は隠れていたものの、美人のようだったので、小学生は、
「うん、お姉さんキレイだよ」と答えました。
すると、女はマスクを外し・・・
「これでも…キレイかー!!」
・・・・・・
この口が耳元まで大きく裂けていた顔を見て「きれいじゃない」と答えると鎌や鋏で斬り殺されるそうです。
いや、小学生だったらおしっこがチビッて言葉が出ないと思いますけど・・・
口が裂けた理由とは
これは諸説あるみたいですけど、
・実は口裂け女は三姉妹で、全員口が裂けている。
・三姉妹の内、口が裂けているのは本人のみ。
3人揃って整形手術をしたが、末の妹のみが整形に失敗・・・精神不安定になり子供を見ると脅すようになった。
・三姉妹が同時に交通事故に遭い2人の姉が死亡し末の妹は生き残ったものの事故で口が裂けた。
口裂け女から逃げる方法
それじゃあ、口裂け女に出会ってしまったら・・・どうすりゃあいいの??
安心して下さい。
撃退方法があるそうです。
上でも書きましたが、口が裂ける原因となった整形手術で執刀した医者が頭にポマードをべったり付けていたので、
「ポマード!、ポマード!ポマード!」
と3回言うと逃げてしまう。
また口裂け女の好物がべっこう飴らしく、それを落とすと夢中になって拾い出すので、その間に逃げられると言います。
これは、当時子供たちがポケットにべっこう飴を忍ばせて登校し問題にもなったみたいですね。
というか、べっこう飴なんかもう売ってないですよね^^;
他には黒飴、チュッパチャップスも好きみたいです。
さらには、福岡県の口裂け女は当時ゲーセンで流行っていたスペースインベーダーが好きで、百円玉を投げつけると必死に拾おうとするので、その隙に逃げられる。
他には、「ニンニク、ニンニク」と唱える、「ハゲ、ハゲ」と唱える、「犬が来た、犬が来た」というと逃げ出すなど。
口裂け女の特徴
・子供を切りつけた時、返り血が目立たないように赤いコートを着ている。
・目はキツネ、声はネコに似ている。
・身長は高く、マスクをしているとキレイに見えるお姉さん。
・東京都江戸川区では、赤い傘をさしていて、この傘で空を飛ぶらしい。
・とにかく足が速い。100mを6秒とも12秒とも・・・(; ̄Д ̄)
口裂け女が生まれた場所、ルーツ
口裂け女のルーツも諸説ありますが、有力なのは岐阜県とのことです。
岐阜では当時、比較的裕福な家庭の子供のみが学習塾へ通っていたため、あまり財力のない家庭が子供に塾通いを諦めさせるために「夜道を歩いていると口裂け女に襲われる」と夜の外出を怖がらせた話がルーツとされることが多いようです。
また、明治中頃、滋賀県の信楽に実在した「おつや」という女性がモデルになっているという話もあるそうで、
彼女が裂けた口に見える三日月形の金時人参をくわえ、藁人形を手にし「丑の刻参り」をしていたのを目撃されてから、長い潜伏期間を経て、昭和53年の「口裂け女」に発展したとも言われています。
口裂け女は、自分の世代では知らぬ人間はいないほど有名なキャラですが、最近は聞く機会が少なくなったように思います。
しかし、この都市伝説界のスターが全ての人の記憶から消えることはないでしょうね。
追記:
この都市伝説は、米軍が広めたという説もあるそうです。
その目的は噂や情報の広まり方を研究するためとか。
コメント
テケテケに会いたいです。
口裂け女に会いたいです。