火星・・・人類が移住する上で一番近い惑星とは言っても、片道半年はかかるらしい。
遠いな~~
しかし最近のニュースで光明がさしたかも?
なんとあの天下のNASAが、月まで4時間で行けちゃう
「EMドライブ」なるハイスピード航行エンジンを開発してしまった!
宇宙探査を劇的に短縮する「EMドライブ」
米航空宇宙局(NASA)は、推進剤を使わずに宇宙空間での加速が続けられる新型推進機関「EMドライブ」のテストに成功した。
EMドライブを使うと月までは4時間、火星まで10週間で到達可能となる。
既存技術では数十万年かかるアルファ・ケンタウリ(地球から約4.3光年)への宇宙旅行も100年まで短縮できる。
EMドライブは密閉容器内でマイクロ波を反射させることで推力を得る推進機関であり、太陽電池で発電するだけで推進剤なしで宇宙空間での加速を続けることができるとされるが科学者の間では「運動量保存の法則に反する」という理由で懐疑的な見方がされていた。
2009年に中国の研究チームが行ったEMドライブの実験では、720ミリニュートンの推力が発生したと報告されたが、真空中で行われた実験ではなかったため、宇宙空間の環境を反映していないという批判があった。
今年NASAが行った実験は真空チャンバー内で行われ、浮遊磁場の影響を低減させるなどより厳密な条件で実施されたが、依然として推力が発生することが確認されたという。
EMドライブがどのように推力を生むのかは未だ解明されていないが、NASAイーグルワークスの技術者でEMドライブの研究に携わるポール・マーチ氏は「ローレンツ力が関与している」としている。
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このEMドライブを使用すれば火星まで10週間!
理論上、地球から4光年以上離れたケンタウルス座の星まで、100年で到達可能!
いや~~随分と近くなったもんですね~
何とも優れたものを、よくぞ作って下さった!
NASAのおかげでもう行けちゃいますね!
後はヴァン・アレン帯(地球をドーナツ状にとりまく高線量放射能帯)という問題が・・・
ここは人体にかなり悪影響があり場合によると死んでしまうそうです。
まあ、これがあのアポロは月には行ってない説の一因なんですけど、
どうやら短時間で通過してしまえばそんなに問題はないとのこと。
ヴァン・アレン帯(ヴァン・アレンたい、英: Van Allen radiation belt)とは、地球の磁場にとらえられた、陽子、電子からなる放射線帯。
過去には、宇宙船でヴァン・アレン帯を通過すると人体に悪影響があり、危険だとされていたが、今では通過時間がわずかであり、宇宙船、宇宙服による遮蔽や防護が可能なことから、ほとんど問題はないと言われている。
よ~し、これで何とか火星に行けるぞ!
残す課題は火星に着いてからのテラフォーミングが問題ですね。
これが、最大の難関!
・・・・これを考えるとまた、火星が遠くなりそうです^^;
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