今や人類の新天地として大注目の火星ですが、最近では生命体が存在できるかもしれない惑星としても注目を集めています。
さらに、その可能性を高める発見が2015年にありました。
なんと、火星でガラスが見つかったというのです!
発見したのは、火星を周回するNASAの探査機「マーズ・リコネッサンス・オービター」で、
火星の南半球にあるアルガ・クレーターにてガラス層を発見しました。
火星の地表でガラスを確認したのはこれが初とのことです。
↑画像は鉱物の種類がわかる分光計の観測結果を示すイメージ。
このガラス層は「インパクト・ガラス」と呼ばれていて
火星に落ちた隕石が火星の岩を溶かすなどして形成されたものだそうです。
そのインパクト・ガラスが発見されたことにより、古代生物が存在した証拠になるのではないかと期待が高まっているようです。
・・・(・_・?)
どういうことか?
↓
実は、最近の研究でインパクト・ガラスには有機物の痕跡が残されることが明らかにされたそうなのです!
つまり、このインパクト・ガラスを調べていけば・・・
古代生命の化石のようなものがガラスの中の有機物に
含まれているかもしれないということです。
もともと火星には、生命体が存在?、または存在していたという説や、
大昔は地球のような惑星だったと言われていますね。
ちなみに2020年には、NASAが送り込む予定の火星探査機の調査地にもガラス層の存在が確認されています。
ですので、2020年の探査によってインパクト・ガラスから古代生命の鍵を見つけることができるかもしれません。
これからもどんどん火星に向けて探査機が送られると思いますが、火星についての謎が少しでもわかるように今後も期待していきたいです^^
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