今回は、宇宙雑学というか小ネタです^^;
宇宙に行くには宇宙服は必須ですが、もし宇宙空間に生身で出たらどうなるのでしょうか?
宇宙飛行士が無重力空間で、まるで水の中で泳いでいる光景は楽しそうですよね。
しかし、実際に宇宙へと足を踏み入れるのならば、生身の状態ではなく、宇宙服に身をつつんで体を守る必要があります。
宇宙は地球とはあまりにも環境が違い過ぎるため、そのままの状態で宇宙へ行くとなると、人間やその他の生物に取って過酷な環境となるからです。
それでは、人間が宇宙服を着用しないで生身の状態で宇宙空間へ出てしまったらどうなるか?
よく言われているのが、宇宙環境に耐えられず体が破裂してしまうってことです。
これは、宇宙は真空状態なので、血圧に負担がかかったり、また血液が瞬く間に沸騰するという考えからくるもの。
しかし、これは都市伝説のようなものであり
宇宙に出てすぐに体が破裂する、または血液が沸騰するなんてことはないそうです。
では実際に生身で宇宙空間に出たらどうなるのか?
↓
宇宙線などの影響を考えれば後々影響が出始めるそうですが・・・
すぐに死ぬことはないそうです。
破裂することも、沸騰することもないのは人間の体が様々な物質で構成されているためだと言えます。
NASAの見解によれば数十秒は生身でも大丈夫なのだとか^^;
しかし、あくまでも持って数十秒です;;
人間の肺には空気がありますよね。
この空気が膨張をし始めることにより細胞を破壊していき、固まった血小板が血管を詰まらせることとなり
死に至ると言われています Σ(T□T
ですので、宇宙飛行士が万が一、生身の状態で宇宙空間へと出てしまった場合は
すぐに息を吐く、というのが
マニュアル付けられているとのこと。
もし逆に酸素がない状態で息を吸ってしまえば、あっと言う間に失神してしまうようです・・・
生身で宇宙空間に飛び出した人間を直接的に死に至らしめるのは、酸素の欠乏だといわれています。
とはいえ、宇宙空間に飛び出した際に酸素を少しでも使わないようにと考え、息を止めることは「実行できる限り最悪の行動」だとのこと。宇宙空間で息を止めると空気の泡が血中に入り込んで脳に到達して脳卒中を引き起こすか、圧力の変化に伴って肺が破裂してしまうそうです。
しかし、たとえ息を止めなかったとしても酸素はすぐに不足してしまいます。運がよければ宇宙空間に出てからも15秒程度は意識がある可能性があるとのことですが、それ以降は意識を失い、2分ほどで全身の臓器が酸素不足になって死に至ります。
引用:https://gigazine.net/news/20200619-humans-exposed-space-without-spacesuit/
すぐに死ぬことはないとは言っても、やはり生身の状態で宇宙空間へ出るというのは、
絶対にしてはいけないことだと言えますね(≡д≡)
スポンサーリンク
コメント
……究極の生存術ですね。車で海に落下とか、車でオーバーヒートになりかけたらとか、ハイジャックとか、敵性地域からの脱出とか、捕虜になった場合とか、食べられるか判定とか、砂漠とか、雪山とか、海上漂流とかいろいろ〈研究〉しましたが、ここまでレベルの高いものはやったことがありませんでした。白旗を上げます。
2001年宇宙の旅でボーマン船長がヘルメット無しでディスカバリ号に戻ったけれど、実際に出来るかもと思えた。(目の表面は凍るかもしれないけれど)