老婆に育てられた異星人アレシェンカの謎

宇宙人

 

 

1996年8月13日のことです。

 

ロシアはチェリアビンスク、カオリノヴィ村にて

年金受給を受けて細々と暮らしていたタマラ・ヴァシリエフナ・プロスヴィリナは、村の墓地へと歩いていました。

 

それは彼女の数少ない日課で、彼女は毎日、墓地に行っては花を摘み、持ち帰っては自分の部屋を花で飾っていたといいます。

 

また彼女は精神病を患っており、近所からは変わり者として見られていたそうです。

 

 

 

その日もいつものように墓地から帰り、夕食後ベッドに入った彼女は

突然、ある奇妙な声で目を覚ましました。

 

その声は彼女にもう一度、今すぐ墓地に行くように促したそうです!

 

彼女はとりあえず声に従い、灯籠を手に再び墓地へと向かいました。

 

 

・・・すると彼女を待っていたのは、墓の土山の上に立つ、奇妙な生物!!

 

その生物は体長およそ25cm、巨大な目を持っていて、それが人間でない事は彼女の目にも明らかだったとのこと。

 

タマラはその生物を神様からの贈り物だと受け止め、家に連れて帰りました。

 

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アレシェンカの特徴

彼女は家につくなり、まずその生物の身体を詳しく調べる事にしました。

 

 

 

 

その生物は丸々と太っており、身体はまるでゼリーのように揺れていたそうです ; ̄ロ ̄)!

身体の割合に対して頭部が大きくて茶色、それは、五枚の花びらを重ねたような、タマネギ型。

皮膚はくすんだ灰色で髪はなく、耳の代わりに穴のようなものがあり、鼻は起伏がなく小さな穴が開いており、

生物はそこから呼吸をしているようだったとのこと。

 

 

口元にある小さな穴は広げることができ、口内には小さな歯と異常に長い舌があり、

声を発することはなく、時々静かな笛のような音を出すだけだったようです。

 

 

巨大な目は灰黒色で、まぶたはなく、瞳孔は開いたり閉じたりを繰り返していたとも・・・

 

また四本ずつある長い指には小さな爪があり、性別を示すような性器らしきものもなく、全てのほ乳類が持っている、臍(へそ)もその身体にはなかったというのです。

 

 

タマラはその生物に「アレシェンカ」と名づけ、生活を始めました。

 

その後、一緒に暮らしていてわかったことは、その生物がたまに汗をかくことがあり、その匂いはどこか甘く良い香りがしたとも語っていたそうです。

 

o(-_-;*) ウゥム…

 

この話を信じるとすれば、その生物の特徴は異星人としか思えませんね・・・

 

 

 

 

しかし、タマラとアレシェンカの奇妙な共同生活は長くは続かなかったようです・・・

 

タマラが村人たちに「私には、アレシェンカという名前の可愛い子供ができた」と言い回っていたため、

 

ある日、タマラの気が変になったと考えた村人の一人が、精神科医に連絡したことにより、

タマラは閉鎖病棟へと強制的に入院させられました。

 

 

タマラは医師や看護師たちに「自宅には、私の子供が一人で置き去りになっている」と必死に主張したものの、

誰もタマラの言うことを信じる者はいなかったのです・・・

 

 

 

しかし、村人の一人で、定期的にタマラのもとを尋ねていて、アレシェンカのことも知っていたナルディノフという男性が、タマラが閉鎖病棟へと入院したということを知り、

アレシェンカの身を案じて急いでタマラの自宅へと向かいました!

 

 

ナルディノフが部屋へと入り込むと、そこにはすでに息絶え、ミイラ化したアレシェンカがベッドに横たわっていたのです・・・

 

 

 

 

ナルディノフはミイラ化したアレシェンカの亡骸を自宅へと持ち帰ることにしました。

 

 

 

しかし、それから間もなく、ナルディノフの自宅に警察が尋ねてきます。

 

それはアレシェンカとは関係なく、隣村から電線を盗んだという疑いがかけられていたためです。

 

この時、アレシェンカの亡骸を発見した警察は、それを小さな子供の遺体だと考えて専門家に鑑定を依頼したとのこと。

 

 

 

 

 

その警察側の鑑定の結果、アレシェンカの亡骸からは人間とは明らかに異なる、20もの特徴が見つかったのですが・・・

 

何故か、アレシェンカについては事件性がないものと考え、それ以上の調査は行われませんでした。

 

 

 

また不可解な話もあります。

その後、「Star Academy UFO-Contact in Zolotov Method」というUFO研究団体が、アレシェンカの調査を行っていたときのことです。

 

代表であるガリナ・セメンコヴァという人物によれば、アレシェンカの亡骸を研究施設へと運んでいた際、

 

突然、上空にUFOが現れて車のエンジンが停止し、UFOから姿を見せた宇宙人がアレシェンカの亡骸を引き渡すように要求してきたため、

 

そのままアレシェンカの亡骸を宇宙人に渡してしまったのだという・・・

 

 

 

 

また、アレシェンカの発見者であるタマラは、1999年8月5日に高速道路で車に轢かれて亡くなっているそうです。

 

目撃者によれば、当時タマラはほぼ全裸の状態で、まるで何かに呼ばれたかのように高速道路へと一直線に向かって行き、そこで車に轢かれたとのこと。

 

その数日後には、日本のテレビ朝日の番組スタッフがタマラのもとを訪れ、取材が行われる予定となっていたので、

 

もしかしたら、アレシェンカについてこれ以上知られたくない何者かの仕業だったのかもしれません・・・

 

 

 

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アレシェンカの真相とは

 

2004年4月15日、UFO研究家のヴァディム・シェルノブロフが、アレシェンカの亡骸を包み込んでいたという血痕のついた布をタマラの遺族から譲り受け、

モスクワ遺伝子研究所へとDNA鑑定を依頼したとのこと。

 

その結果、布についた血痕からは人間の女性のものと思われるDNAが検出されていたようです。

 

つまり、アレシェンカは決して宇宙人などではなく、あくまで人間の幼い女児だったということがほぼ確定したと言われていますが・・・

 

 

現在ではアレシェンカの亡骸が行方不明となっており、第一発見者のタマラも亡くなっているため、その真相は不明のままとなっています。

 

 

 

なんとも奇妙で切ない話ですね・・・

コメント

  1. 匿名 より:

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