「SETI@home」(セティアットホーム)というサイトがあります。
そこに登録すると、地球外知的生命体を探すというプロジェクトに個人で参加することができます。
現在では、一部のAndroidの携帯端末から参加出来るようになっているとのことです。
スマホで宇宙人探しが出来る? ( ・_・;)
どういうことかと言いますと
↓
「SETI@home」はインターネット接続されたコンピュータ群を使うボランティア・コンピューティングプロジェクトで
電波による地球外知的生命体の探索を行っています。
そのサイトに登録すれば、みなさんがお使いのコンピューターの空き時間を提供して、「SETI@home」というソフトを実行する事によって、
実際にプエルトリコのアレシボ天文台が捕らえた宇宙からの電波を解析し、地球外知的生命から発信された電波をさがすことが出来るようになります。
宇宙空間にはさまざまな電波が飛び交っていますが、その中から人工的に発信されたと思われる電波をさがす事で、地球外知的生命を見つけ出す事が出来るのです。
それは現在まで続いており、2009年11月時点で、234カ国27万台以上のパソコンが実際に処理を行なっていたと言います。
しかし、このプロジェクトに参加している人が年々減り続け・・・全盛期だった1990年代後半の4割にまでになっていたそうです。
そこでこのソフトウェアを開発者が目をつけたのが、最近一般的に使われるようになったスマートフォンやタブレット端末の処理装置です。
開発チームはスマートフォンやタブレットでも稼働するBOINCソフトウェア(解析用のソフト)の開発を進めてきました。
プロトタイプ版を利用したユーザーの要望を取り入れ、端末の温度が高くなり過ぎたときに自動的に接続を切るプログラムも開発。
また、専用のグラフィカルユーザーインターフェイスも整えたといいます。
そして、とうとうARMのプロセッサーを搭載したAndroidの携帯端末から参加出来るようになったとのことです!
ちなみに「SETI@Home Japan」という日本のチームもできているそうなので興味のある方は「SETI@Home Japan」のHPに行ってみて下さい。
もちろんチームに所属しなくても参加する事は出来ますが、チームで協力する事によって、より大きな功績を挙げる事が出来るそうです。
このチームには、2016年1月16日現在1,385名のメンバーが参加しており、全世界で63,417チーム中54位、日本国内では484チーム中3位に位置しているとのこと。
尚、このSETI@homeは、BOINC Managerと言うフリーのプログラムを利用して、カリフォルニア大学バークレー校によって非営利で運営されており、誰でも簡単に参加する事が出来るそうです。
特に参加費用などは掛からないので、みなさんがお使いの、コンピューターの空き時間を提供して頂くだけで良いとのこと。
個人でもSETI(地球外知的生命体の探索)に参加出来るようになってるんですね~
それでもし、電波を解析して功績を挙げると、SETI@homeから証明書をもらう事もできるそうです。
こ~んな画像ファイルが送られてくるそうです・・・^^;
↓
このプロジェクトと結果について天文学者は、ドレイクの方程式(※)に基づくと2020年から2025年までの間に決定的な証拠となる信号が見つかり、異星人の存在が証明できると語っています。
※ドレイクの方程式:
銀河系の中の宇宙文明の数を計算する方程式のこと。
現在までにプロジェクトで異星人が出したという信号は検出されたことは無いとしているものの、
観測された中には説明がつかない信号もあったとのことで、さらなる分析が行われているようです。
PCの空き時間にたっぷり余裕があって興味がある方はHPに行ってみて下さい・・・^^;
もしかしたら、自分のPCで人類初の異星人からの信号を発見できたりするかもしれませんね。
コメント