アポロ11号が月面着陸を果たしてからかれこれ40年余り。
今後人類が月に行く際は、エレベーターで手軽に行き来するという時代がすぐそこまで来ているようです!
宇宙開発事業を手がける、米カリフォルニアのLIFTPORTグループが、宇宙エレベーターに関する開発計画を発表しています。
それによると、近い将来ロボットや人間が、簡単かつスピーディーに月面に降り立つことが可能になる!?
・・・と期待されているとのこと。
まあ一見すると途方もない計画ですけど、原理はいたってシンプルなんだそうです。
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まずベースとなる宇宙船を地球と月の間の軌道に発射!
続いてそこから着陸用モジュールを搭載したリボンケーブルを月面に向け発射します!!
ケーブルが月面に到着したら、着陸用のモジュールを月面にドリルで固定。
これで地球と月を1本のケーブルで結ぶとのこと。
そのケーブルを伝ってエレベーターの本体が地球と月の間を行き来するというわけです。
LIFTPORTグループは、元NASAのエンジニア、マイケル・レーン氏を中心に開発を進めているとのことで、まずは、地上から2km上空までの実験を行う予定だそう。
現存するテクノロジーを使えば、理論上宇宙エレベーターは、近い将来十分実現可能だとレーン氏は自信満々!o( ̄ー ̄)o
計画がもし実現すれば、単なるエレベーターとしての役割にとどまらず、
インターネットのワイヤレス接続や作物のモニタリング、森林火災の発見や自然災害の被害の確認など、多方面に貢献できると言われています。
また、大手総合建設会社である大林組も高度 96,000 km に達する宇宙エレベーターを 2050 年までに供用開始とする工程付きで構想を発表しています。
建設費用は数千億円から1兆円を見込み、エレベーターのケーブルには軽くて強い炭素繊維のカーボンナノチューブを想定しています。
宇宙エレベーターが完成したら、まずは、物資を輸送するために使われることになるとのこと。
人間を乗せたクライマーが宇宙エレベーターを上り下りするようになるのはその先のステップだそうで、
しっかり安全が確保でき次第今度は30人乗りのかごが、高度3万6000キロのターミナル駅まで1週間かけて向かう計画だそうです。
大林組プロジェクト 「宇宙エレベーター建設構想」
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この計画が実現したら、確かに宇宙に手軽に行き来できるようになりそうですね~ ((o( ̄ー ̄)o))
これは期待したいと思います。
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