さらに恐ろしいのが、近い将来に起きるといわれている南海トラフ巨大地震と、それが富士山噴火を誘発するシナリオだ。鎌田教授が語る。
「南海トラフとはフィリピン海プレートがユーラシアプレートに沈み込む境界の海底が凹んだ部分で、先ほど触れた東日本大震災が1000年に一度なのに対し、この南海トラフでは100年ほどの周期で巨大地震が起きています。
さまざまなデータを検討すると、次は2035年のプラスマイナス5年の間、すなわち2030年から40年までの間に必ず起きます」
その南海トラフで最も懸念されるのが、南海、東南海、東海を震源域とする地震が連動する巨大地震の玉突き連鎖反応だ。
「過去の歴史を振り返ると、南海、東南海、東海の3つの地震は基本的に連動していて、3つがほぼ同時に起きることもあれば、2年ほどずれて起きるケースもあります。また100年周期で見ると3回に1回は同時に連動します。そして次回はこの3連動の順番なのです。
しかも、1944年(昭和東南海地震)と46年(昭和南海地震)に南海トラフ沿いで起きた地震では、東海地震の震源域だけが動かなかったので、その分のエネルギーがたまっている可能性があります。
もし東海地震が起きると、その影響で首都圏に大きな被害が出るだけでなく、さらに南海トラフの最北部にある駿河トラフが北に位置する富士川河口断層が動いて、富士山のマグマだまりを刺激して噴火を誘発するストーリーも考えられます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4928a67551fa558aae92ab97d0db4d0ab80da891
「リバウンド隆起」から予測すると発生時期は2035年前後
これは巨大地震によって地盤が隆起した後、同じ速度で地面が沈降してきたことを意味しています。こうした等速度の沈降が南海トラフ巨大地震に伴う性質、と考えて将来に適用するのです。すなわち、1回の地震で大きく隆起するほど次の地震までの時間が長くなる、という規則性を応用すれば、長期的な発生予測が可能となります。
この現象は海の巨大地震による地盤沈下からの「リバウンド隆起」とも呼ばれています。1707年のリバウンド隆起は1.8メートル、また1946年のリバウンド隆起は1.15メートルでした。そこで現在にもっとも近い巨大地震の隆起量1.15メートルから、次の地震の発生時期を予測できます。
今後も1946年から等速度で沈降すると仮定すると、ゼロに戻る時期は2035年となります。これに約5年の誤差を見込んで、2030年~2040年の間に南海トラフ巨大地震が発生すると予測できるのです。中央値を用いた別の言い方をすれば2035年±5年となります。
トルコM7.8クラスの直下型大地震は日本でも起きる? 火山学、地質学の権威・鎌田浩毅先生に聞く! (週プレNEWS)#Yahooニュースhttps://t.co/eUdQSwhz9h
— rony (@rocknrolla_s) February 27, 2023
887年 仁和地震
1096/1099年 永長・康和地震
1361年 正平(康安)地震
1498年 明応地震
1605年 慶長地震
1707年 宝永地震
1854年 安政地震
1944/1946年 昭和地震
これ見ると各周期ごとに100年は必ず間が空いてるからあと20年くらいは大丈夫やな
終わった
1980年代 「石油はあと30年で枯渇します」
1990年代 「石油はあと30年で枯渇します」
2000年代 「石油は将来的に枯渇します」
テレビ番組が被災情報一色になってまうなあ
都市直下型地震も全然起きないやん
現在『関東大震災は30年以内に必ず起こる!』
2035年にくるよ
コメント
石油は技術の進歩のお陰で以前は採掘できなかったものができるようになったから可採年数が延びただけで、次から次へと新しい石油が湧いてきたわけじゃないからな。