今回取り上げるベテルギウスは、銀河系の恒星の一つでオリオン座α星。
冬の代表的な一等星です。
その星がもしかしたら近いうちに超新星爆発を起こすのではないか?
といわれています。
もしそうなったら千年に一度の壮絶な天体ショーを見ることは間違いないとのことです。
千年に一度の壮絶な天体ショーとは
その前にベテルギウスをちょっと説明します。
この星は赤色超巨星です。
光度は太陽の13.5万倍、直径は太陽の約1000倍!!w(゚o゚)w
星には寿命があり簡単に言うと、大きい星ほど短命です。
太陽の寿命は約100億年で、現在半分が過ぎたところですが、
ベテルギウスは、その巨大さゆえ寿命は約1千万年といわれ、星としては超短命とのこと。
実は観測で超新星爆発が起こる兆候が現れていると言われています。
※ベテルギウスは、もう球形を保てなくなっていて、極と極とは急速に圧縮されて、
赤道は遠心力のためかろうじて維持されている状態・・・
それは、そろそろ超新星爆発が起こる明白な兆候であるとのこと。
・・・ということは、いつ爆発が起きてもおかしくない終末期にあるということです。
じゃあ、いつ頃?というのが気になるところですが、専門家のあいだでは、実はもう爆発しているんじゃないかと言われています。。
ただ、ペテルギウスは地球から640光年もの距離があります。
1光年は光の速さで1年間に進む距離ですから
我々が見ているペテルギウスは640年前の光ということになります。
なのですでに爆発していてもその天体ショーが見れるのは100年後か・・200年後かわかりません。
ちょうど640年前に爆発してくれていれば今年それが見れますけどね^^
もしベテルギウスが超新星爆発を起こすと、数日間は夜空に大きく光り輝き、だんだん暗くなって
しばらくは地球から満月に近い明るさで見えるとのこと (゚ー゚*ヽ)(ノ*゚ー゚)
ちなみに、このベテルギウスをそのまま太陽系に持ってくると、木星の軌道辺りまで覆われてしまう大きさなんだそうです。
なので、そんなジャンボサイズの星が爆発したら、600光年以上離れている地球も油断できないとのこと。
爆発する時に強力な放射線であるガンマ線のビームが噴出すると言われています!
この星が爆発を起こした場合、凄まじいガンマ線が周囲に一斉に放たれて
半径5光年以内の惑星に住む生命体は絶滅。
25光年以内の惑星に住む生命体は半数が死に絶え!
50光年以内の惑星に住む生命体は壊滅的な打撃を受けると言われているのです!!
これは「ガンマ線バースト」と呼ばれる現象で、
太古の地球の近くで起き、生物を大量に死滅させたこともあるそう・・・(;゚∇゚)
このガンマ線は宇宙のかなたまで届くそうで
もし地球を直撃したらオゾン層が破壊され太陽の紫外線が地上に降り注ぎ生物が死滅する可能性が・・・
でも安心して下さい。
強力なガンマ線が向かう角度はベテルギウスの自転軸から2度以下
ということとが分かっているので、地球はこの範囲に入らなかったそうです (´▽`) ホッ
ですので、この天体ショーを首を長~~くして待ちましょう^^
コメント
非科学的な話で申し訳ないのですが
超新星爆発の時期に関連して少し気になる記事があるのですが
紹介させていただきます。
新約聖書ヨハネ黙示録18章より引用
18:1この後、わたしは、もうひとりの御使が、
大いなる権威を持って、天から降りて来るのを見た。
地は彼の栄光によって明るくされた。
18:2彼は力強い声で叫んで言った、
「倒れた、大いなるバビロンは倒れた。
そして、それは悪魔の住む所、あらゆる汚れた霊の
巣くつ、また、あらゆる汚れた憎むべき鳥の巣くつとなった。
以上抜粋
これは人類の終末期に起きる出来事を描写したものの一部ですが
ベテルギウスの超新星爆発は、地球上を明るく照らすほどで
あることから、この時ちょうど超新星爆発が起きていると、
このように表現できると考えます。