1977年に地球から飛び立った「ボイジャー1号」ですが、かな~~り長い間宇宙飛行してますよね・・・
一昔前は、地球からはるか遠くを旅する無人宇宙探査機として常に注目を浴びていましたが、
2013年9月に太陽圏を脱出したことをNASAが発表してからは、音沙汰なし^^;
ボイジャー1号は、人工物体としては、現在、人類史上最も遠い距離に到達しており
ず~~っとその記録を更新し続けています。
過去には木星の写真撮影に成功し、他惑星の火山活動の存在を明らかにするなど
多くの成果を出してきました。
旧式でオンボロではあるかもしれないけど、ひたむきに一直線に宇宙を突き進んでいる健気な奴・・・
ボイジャー1号が忘れ去られないようにと願いを込めて、今回取り上げてみました^^
彼はすでに太陽圏を脱出してますので、地球上には常に宇宙での新しい情報が送られてきています。
さて、現在はどの位の距離まで行ってるんでしょうか?
それは、こちらのNASAサイトで常にボイジャー1号の位置をリアルタイムで表示しています。
↓
NASA: Jet Propulsion Laboratory
そのサイトによると、現在ボイジャー1号がいるのは、太陽系の外で
地球から約200億kmも離れたところを時速6万kmで飛行中のようです。(゚o゚)
いや~ずいぶんと遠くに行ったものですね^^
そう言えば、ボイジャー1号の燃料はどうなっているんでしょうか?
調べたら、ボイジャー1号は燃料がすでに切れてしまっていて、そのことが大きな問題のようです・・・
じゃあ、何で起動し続けられているのかというと、コンピュータや通信機器などから電力が供給され続けているためだそうです。
内臓されている電池の寿命が切れてしまうまでは動き続けることができるわけですね。
その電池の寿命がつきるのが長くても2025年頃までとのことなので、それまでたくさんの情報を地球へ届けていってくれたらなと思います。
また、電池の寿命がつきたとしてもボイジャー1号自体はかなり頑丈に作られているそうなので、何かに衝突とかして壊れない限りは半永久的に飛行し続けられるとのことです^^
それからボイジャー1号には、太陽系の位置を記録しているレコードや音楽、様々な言語が搭載されているそうなので
もし役目を終えたあとでも、宇宙人に発見してもらうことができれば、地球のメッセージを伝えられるという希望も残されています。
↑ボイジャーのゴールデンレコード(左)とジャケット(右)
本来の役割を終えたとしても希望を持って宇宙を飛び続けられるってロマンチックな話ですね^^
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