これは、将来的に宇宙進出になくてはならない存在となりそうなので取り上げてみました。
それはNASAが2013年に、地球上での災害現場で使用するロボットとして開発したヒューマノイド『R5』、通称「ヴァルキリー」です。
そのロボットを将来火星でも使用できるよう、マサチューセッツ工科大学及びノースイースタン大学にそれぞれ1体ずつ提供し、さらなる能力向上を図る計画を発表しました。
NASAによると人間型ロボットは、未来の宇宙飛行にとって欠かせないものになるといいます。
多くの場合、宇宙環境は人間の宇宙飛行士にとって非常に過酷で危険です。
人間型ロボットは人間が到着する前にミッションの作業を実行することにより、
その厳しい状況をより耐えうるものに改善したり、「人間支援ロボット」として乗組員とともに働くことができます。
ヴァルキリーは身長190cm、体重125kg。
まるで『アイアンマン』などのマーベル・コミックの映画に登場するキャラクターのようです!
(゚~゚o)ウーム これは夢がありますね~~^^
NASAは有人火星探査を行う前にロボットを使用し居住環境の整備を行うとしており、その作業をこのロボットで行おうと考えています。
特徴は頭部、腹部、前腕、膝、爪先にカメラが内蔵されており腹部にはソナーを内蔵。
頭部には空間を認識することができる各種センサーが搭載されています。
また腕や足などそれぞれのパーツが簡単に取り外すことができるようになっており、故障の際の迅速な交換が可能になっています。
ヴァルキリーは元々、2013年にNASAのジョンソン宇宙センターの55人の職員により開発されたロボットで、
同年12月に開催された国防高等研究計画局(DARPA)主催のロボット競技大会「DARPA Robotics Challenge」(DRC)を目指し、わずか9ヶ月で開発したものだそうです。
その大会では、日本の東京大学発ベンチャー企業である「SCHAFT」が32点満点中、27点を獲得しトップの成績を収めたのですが、
参加チーム16チームのうち9チームは10点以下で、NASAの「ヴァルキリー」にいたっては0点という結果に終わっています・・・(・・;)
天下のNASAが0点て・・・(;~〓~) アセアセ
それ以降ヴァルキリーは公の場に出ることはなかったものの・・・
ようやく2年ぶりに続報が伝えられたそうです。
NASAによると、今後ヴァルキリーのアルゴリズム開発の助成金として2年にわたり約50万ドルの資金提供や
技術支援を行いマサチューセッツ工科大学及びノースイースタン大学と開発を進め2年後を目標に火星ミッションに耐えうるヒューマノイドを開発するとしています。
これは是非とも宇宙進出に向けて頑張ってもらいたいですね~!
火星を目指せ~~ヴァルキリー!! ヾ(゚▽゚*)
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