2016年4月16日午前1時25分に、また熊本県熊本地方で震度6強を観測する地震がありました。
震源は熊本県熊本地方で、震源の深さは約10キロ。
地震の規模を示すマグニチュード(M)は7・3と推定されています。
この2度目の大地震で南海トラフより、心配になったことがありました。
それは、阿蘇山の噴火です!
阿蘇山の破局噴火は九州を壊滅させる!!
以前に九州地方で起こる噴火について、調べたことがありましたが、阿蘇山が噴火したら、かなりヤバイそうです・・・
阿蘇山では分かっているだけでも過去4回大きな噴火を起こし、約9万年前に起きた噴火は最大級の「破局噴火」でした。
破局噴火(はきょくふんか、英語: ultra plinian)とは、地下のマグマが一気に地上に噴出する壊滅的な噴火形式で、しばしば地球規模の環境変化や大量絶滅の原因となる。
大規模なカルデラの形成を伴うことから、カルデラ破局噴火と呼ぶ場合もある。また、そのような噴火をする超巨大火山をスーパーボルケーノ(英語版)とも呼ぶ。
メカニズム
地下数kmにあるマグマ溜まりのマグマには地圧によって様々なガスが溶け込んでいる。
なんらかの原因によってマグマが急に減圧されるとマグマは発泡し大量のガスを噴出し、マグマ溜まり自体が爆発して地殻表層部を吹き飛ばす大噴火となる。
通常の噴火と異なり、噴火の破壊力は壊滅的な威力となり、火砕流も放射状360度の方向に流走し広大な面積を覆う。
半径数十kmの範囲で生物が死滅するばかりでなく、その大量の噴出物で地球の気温が下がったり、種族の絶滅の原因になることもある。
爆発の後は、地表は大きく陥没しカルデラが形成される。
巷で富士山の噴火はヤバイと散々騒がれてますが、阿蘇山の噴火に比べれば蚊に刺される程度だそうです。
富士山のフルパワーの噴火を「1」とした場合、阿蘇山の8万7000年前の破局噴火の数値は・・・
「600」!!
なんと!富士山のフルパワーの600倍です!!
これは、ガチで日本が終わるレベル!
現在の阿蘇カルデラは、8万7000年前に起こった阿蘇4という破局噴火で一昼夜のうちにできました。
このときの火砕流は九州の山なみをジェットコースターのように高速で乗り越えて、鹿児島県を除く
九州全県と山口県に達したとのこと。
都市の近くでカルデラ破局噴火が発生すると、数十万から数百万の人命が数時間で失われることになります。
火砕流に飲み込まれた地域の住民はひとり残らず灼熱の風に焼かれるか、厚い砂利の下に埋まるとのこと。
これは、ある意味津波よりも怖いです。
また、阿蘇4という破局噴火で火山灰は、現在の北海道、釧路まで達していたそうです。
熊本県益城町と阿蘇山を結ぶ日本最大級の断層帯
そして、自分がこの阿蘇山噴火を危惧した衝撃の事実があります。
それは、前回記事でお伝えした、日本最大級の断層帯「中央構造線」が今回、震度7の大地震の起こった熊本県益城町を通っていて、
その中央構造線を東へたどっていくと・・・
なんと!そこには、あの阿蘇山があります・・・!
そう、中央構造線で結ばれているのです。
しかも、距離は約20kmと極めて近いです。
通常、マグマだまりの距離は地下5~15km程と言われています。
そして、今回の震源の深さが約10Km。
これは、阿蘇山の地下にたまっているマグマに相当な影響を与えていると思われます・・・
この記事を書いてる間にまた阿蘇で5強の地震が w( ̄Д ̄;)w
そして、またまた午前3:55に震度6強の地震が発生!!!
阿蘇山では、2014年の11月からたびたび小規模噴火が起こっているそうです。
前回は3月4日だったとのこと。
今回の地震後の噴火活動はレベルが上がってくるような気がします・・・
噴火は、地震と違ってある程度予知が可能のようですので、阿蘇山の大規模噴火の兆候がニュースなどで報じられたら、九州の方は出来るだけ遠くに避難していただきたいと思います。
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