仲のいい知り合いに聞いたり、会社の船であった出来事だったり、全て実話。
書き溜めしてるからのんびり投下して行こうと思う。
慣れてないから文章が下手なのはごめん
一応スペック
日本全国に石油製品を運ぶ石油タンカーの航海士
最近は原油高の影響で日本全国大忙し
じゃあ一つ目の話
・謎の足跡
これは同期の石油タンカー航海士から聞いた話
ある日、突然2階の廊下に足跡がペタペタついてて、それに気づいた同期が汚れだと思ってモップで掃除を始めた。
だけどいくら擦っても落ちないので、本当は床の艶がなくなるからダメなんだけれども、ゲキ落ち君で磨こうとして、しゃがんだ。
すると、よく見たらその足跡は裸足で、なおかつ22センチくらいしかない小さな足跡だった。
船にはそんな足の小さい人はいないし、何よりも裸足で歩くなんて考えられない。
土足禁止の船でもないし。
そしてその足跡を辿ると一等航海士室に続いていたそう。
この時の足跡を同期は写真で撮ってて、実際に見せてもらったけど、本当に女の子か子供みたいな足跡だった。
ちなみに一等航海士は怪我とか病気とかはしなくて、祟りとかではなかったっぽい。
それ闇取引から逃げた子供じゃね?
タンカーはないかもだけど、船によっては船内土足禁止の船があるよ
・落水者は船に戻ってくる
これは弊社のとある船の話
夜間航行中に、誤って海に落ちた人がいた。
状況を見るとサンダルが片方だけで、モップが転がっていたのでモップの水を海に捨てる時に足を滑らせて転落したらしい。
自分が乗ってた船もたまたま近くを走っていて、次の予定もなかったので、全力で探した。
けど、もちろん見つからなかった。
その時はうねりが1.5メートルくらいあったから、人間の頭なんて波間に隠れて見えなくなるし、しかも転落時が夜間だったので発見は絶対できない
続く
・続き
結局、捜索は打ち切りになったんだけど、それからその船は奇妙な現象が続いた。
膝から上がない足を見た人がいたり、落ちた人から呼ばれた人がいたり。
だけど、これは事情を知っている人が体験したことだから、精神的な思い込みって思う人もいるかもしれない。
でも、決定的なことが一つあった。
人が足りなくて他所の会社から派遣船員を1人雇ったんだけど、転落事故があった船だと派遣さんが知ったら気分が悪いだろうと会社が配慮して、船内に箝口令が敷かれた。
派遣さんは転落事故があったことは全く知らずに乗船生活を送っていた。
そんなある日、仕事終わりの午後に派遣さんが、転落現場のすぐ近くの甲板で奥さんに電話をしていた。
すると奥さんは「近くにふざけてる船員いる。気分が悪いから辞めさせろ」と言ってきた。
…近くには誰もいない。
気味が悪くなり、どんなことを言ってるのか奥さんに聞くと「助けてくれー!」って叫んでる、と。
派遣さんはすぐ電話を切り、団欒中の食堂に飛び込んできて事の顛末を話した。
もう隠せないと思い、船長は電話している近くで転落者が出たこと、見つかっていない事を全て話した。
派遣さんは次の港で降りていった。
そういうファンタジー系の話は体験したことないんだ、すまん
なんかiD変わりまくってる
書き溜め切れたから短い話していくわ
内航だと乗る期間も長いからいろいろあるか
いつもお世話になってます。
たしかに平水の同期とか知り合いからはあんまりこういう話聞いたことないかも
小話その1
これは船業界では有名ってかよく聞く話なんだけど、水死体を最初に見つけた人はギャンブルで超勝ったり、ラッキーな出来事が起こる。
見つけてくれたお礼なのかもしれない
小話その2
夜間航行中に、よく外と繋がってるドアが突然開く
船内は与圧してあって空気は外に逃げはするんだけど、閉める時はしっかり閉めるし、カチッと音がするまで強く引っ張ってる。
それなのに突然空くことがあってビビる。
特に0時から4時の当直の時に開くとめっちゃビビる
保安庁?消防?くるまで見張ってなきゃいけなかったみたい
>>36
あー、小回り効く船はそうなのかな
大型船はすぐに止まらないから場所を通報するだけだ
小話その3
人が亡くなった船は黒い影が目撃される
特に新卒で乗ってきて事情を知らない人が見やすい
小話4
怖い話ってか予想
船で亡くなると船で怪奇現象が起こりやすくなるってことは、もしかすると船で亡くなると地縛霊というか、残留思念が強く残るのかも知れない。
自宅よりも長く住むことになる場所だからっていうのもあるかもしれない
特に落ちもない下手なの文章で申し訳ない、そろそろ寝ます
みんなのためにガソリンとか運びまくるね
ご安全に!
怖い
また気が向いたらお願いします
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