「ムラの掟をやぶった…」「住むにはムラの血が必要だ」
放火の疑い・92歳老人が抱えてきた80年以上続く遺恨
「氏神の祟りにあったと陰口を叩かれていた」《青森5人死亡火災》
「今回の事件は92歳のお爺さんによる暴走で、その原因は『土地のトラブル』と報じられていますが、
それでは実際のところは何も伝わらない。背景には根深い『掟』とムラ(集落)特有の事情があるのです」
■十文字家は近隣の村に本家があり分家が集落に移り住んできた
事件とは青森県六戸町犬落瀬で13日未明、8人家族の十文字さん(68)宅が全焼し、
焼け跡から5人の遺体が見つかった火災のことだ。
両家には、Aさんの母親が十文字家に後妻として嫁いだ約80年前から続く「遺恨」があったことは♯1で報じた通りだが、
今回は関係者からさらに踏み込んだ証言が得られた。
冒頭の言葉に続いて関係者は
「ここにはムラの掟に関わることを外の人間に話してはいけないという掟もあり、
それがムラの人に知れたら間違いなく痛い目にあいます。
私はそのことも熟知したうえで、よそに住んでいますから」
と丁寧に取材に答えてくれた。
「そもそも十文字家は近隣の村に本家があって、分家がこの集落に移り住んできたんです。
昔のことなのでなぜ許可されたのかは分かりませんが、この集落の人間の血がないとここには住めないんです。
<つづく>
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f7ae0f025d3ecb96f88cdf56151ff7b174cb0e8
幼少期に母親と妹を一度に“奪った”十文字家に対し、Aさんは複雑な感情を抱いていた。
だが、ある意味この「政略結婚」はムラの掟に従って為された合理性があった。関係者が続ける。
「ムラに住むにはムラの血が必要だから、血を混ぜてもらうために一緒になった。
忸怩たる思いがありながら、そこまではAさんも理解していたと思います。
ところが十文字さんの次女はこの掟を破って、外の男を連れてきて結婚して村に住んだ。
今時の若い人でもよそ者と結婚するなら、ちゃんと村を出て暮らすんですけど、抄知さんはこの掟を破った。
さらに最近では祭りの運営まで関わるようになっていました。
Aさんから見たら『血を分けてやった一族のくせに掟まで破って、本家ヅラしている。これでは自分の本家にも顔が立たなくなる』
と怒り心頭だったわけです」
■食べてはいけない時期に四つ足の動物を食べた
そして、報じられている「財産分与で揉めていた」という話も誤解だらけだという。
「田んぼの相続を巡って揉めていたというのも、そんな単純な話じゃないですよ。
92歳の後継ぎもいないお爺さんが土地を寄越さないなんて、それなりの理由があるに決まっているじゃないですか。
そもそも今回の火事で燃えてしまった家はもともとA家のものだったんです。
でも妹の和子さんの結婚に伴い、その家を十文字一家に明け渡すことになった。
つまりAさんは追い出されるような形で今の家に移った。
一方の十文字家はよそ者なので、ムラに持っていたのはあの家だけで、4世帯も住めば家も狭くなりますよね。
そこでAさんの田んぼを潰して十文字家の家を建てるって話まで出ていたんですよ。
Aさんからしたら自分は家も追い出されているのに、なんで後から来た十文字家のいいようにされなきゃいけないんだ、
絶対に許せないと感じたはずです」
日本の田舎が怖いのはこういうところ。
ここまででなくても、近い感覚は私の郷里にもあった
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— 黒色中国 (@bci_) April 17, 2023
表立って話題にならないだけでそこら中にあると思うぞ
特に伝統的な祭りや風習が残ってるとこ全部
程度こそ違えどたくさんあると思うぞ
やってまいりました
時代はもう令和なのに未だに田舎ではこんな江戸時代みたいなこと続いてるのか
都心生まれで本当に良かった
東京はいいぞ。
隣に誰が住んでるのかすらわからん
喪中とか?
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