1 一 ミユビナマケモノ
2 遊 オオアリクイ
3 二 カモノハシ
4 中 ハダカデバネズミ
5 右 ホシバナモグラ
6 三 センザンコウ
7 左 チスイコウモリ
8 捕 ウサギ
9 投 ヒト
異論は認める
次からそれぞれ解説していく
結構長いので注意
イッチはおらんのか?
>>2
あくまで種族単位の話だから……
1 一 ミユビナマケモノ
動かざること山の如しな生物
一日に20時間くらい寝る上、一日の食糧が8g程度で足りるため基本動かない
あまりにも動かなさすぎて身体にコケが生えている
そのコケは食料にもなるという究極の自給自足……お前それでいいんかお前……?
満腹で餓死することがあるというよく分からん生物
コイツは哺乳類の癖に変温動物
なので雨が続いたりすると、当然体温も低い状態が続く
そうなると消化を助けるバクテリアの働きが鈍り、食べたものを上手く消化できなくなる
結果として「ハラァ……いっぱいだ」状態で死ぬ
こんなふざけた生物だが、しっかりと合理的な生存戦略の元に生きている
変温動物は体温を保つエネルギーが少なくて済むので、消費エネルギーも少なくて済む
動きが遅いのは筋肉が物理的に少ないからだが、これも消費エネルギーの抑制につながる
抑制できれば動かなくて済むので、敵に見つかりづらくなる
コケが生えて保護色になるから尚更
つまりナマケモノは、密林に隠れ潜む事で生き残りを図る超省エネ生物
なんだかんだで絶滅してないんだから有効性は証明されている
でもやっぱりやる気あんのかと思ってしまうのは止められない
ちなみにミユビの他にフタユビナマケモノもいる
こっちは意外と動きが素早く気性も荒い
日本の動物園にいるのはフタユビだけ
一応個人でも飼えるけど暖房費が大変な事になるのでお勧めはしない
キリンとラクダはメジャーで奇妙だよね
象も
2 遊 オオアリクイ
「主人がオオアリクイに●されて半年が~」のスパムで知った人もいるかもしれない
中南米に棲む世界最大のアリクイ
コアリクイやヒメアリクイはもふもふだがコイツの毛は硬い
最も目立つ外見的特徴は何と言ってもその顔
パイプのように長く伸びる口に歯はない
それどころか上顎と下顎がくっついてて開けない
いや骨は一応分かれてるんだけど、皮膚で覆われてるから構造的にほとんど動かない
長い口に見合った長い舌を持ち、アリやシロアリを舐め取って食べる
一日三万~三万五千匹も食べるというのだから凄まじい
というか口が細くて歯がないから小さな虫しか食えないんだけどね
ある意味ナマケモノ以上に特化した生物と言える
この大きさで虫食メインの生物は珍しい
しかし動物園のアリクイはアリは食べない
んな大量のアリなんて用意できないから仕方ないね
代わりにドッグフード、卵、ヨーグルト、肉等々のペーストを食べる
フルーツ類も食べるので、植物・肉関係なく消化可能らしい
好物は総じてマヨネーズ
多分酢の酸味がアリのギ酸を思い起こさせるとかそんな感じ
日本と違って中南米のシロアリは巨大なアリ塚を作るが、
オオアリクイは鋭いカギ爪で壊して中身を貪る
しかしアリから攻撃されるので、手早く済ませなければならない
そのせいかは分からんが、アリクイは一つの巣のアリ・シロアリを食い尽くす事はない
そうやって全滅させないようにしてエサを確保してるようだ
昔の遊牧民族と一緒、アリにしちゃ超迷惑
カギ爪はもちろん武器にもなり、天敵のジャガーを返り討ちにする事もある
人間の死亡事故もあるのでうかつに近づいてはいけない
まあ積極的に襲ってくる生物じゃないけど
人間襲っても食えねーし
意外にも日本では、特別な許可なく飼う事が出来るらしい
ただし値段は高いしトイレは覚えないし寒さに弱いし臭いし爪で色々引き裂くしで超大変
25年くらい生きるから生半な覚悟では無理
素直に動物園に行きましょう
3 二 カモノハシ
カモのようなクチバシ、アヒルのような水かき、カワウソのような体、ビーバーのような尻尾
一目で分かる問答無用の珍妙さ
最初に剥製を見た学者は、様々な動物を繋ぎ合わせて作った偽物だと信じて疑わなかった
誰だってそー思う、俺だってそー思う
珍妙なのは外見だけではない
カモノハシはれっきとした哺乳類だが卵を産む
母乳で育つが乳首はなく、腹部の乳腺からにじみ出るように乳が出る
実は処女膜がある珍しい生物。処女厨ケモナー大歓喜ウッヒョー
単孔類といって、尿・便・生殖を一つの孔で済ませる構造
哺乳類では稀な事に毒を持っている
後ろ脚の蹴爪(けづめ・攻撃用の爪のこと)に毒があり、犬くらいなら●せる
人間の死亡例はないが、数ヶ月くらい苦しむ事もあるらしい
モルヒネも効かないようなのでオーストラリアに行く時には注意しよう
なお毒があるのはオスだけでメスにはない
実はクチバシには弾力があり、鳥のそれとは全く異なる
というか中央部分には骨が入ってない
クチバシには電気を感じるセンサーがついてて、魚とかの生態電流をそれで感じ取り捕まえる
らめぇしょこは感じひゃうのぉぉぉぉぉぉ
長時間の輸送に耐えられないので国内の動物園にはいない
当然個人で飼う事も不可能
それ以前にワシントン条約に引っ掛かる
4 中 ハダカデバネズミ
漢字で書くと「裸出歯鼠」
ひっでえ名前だがその通りとしか言えないので仕方ない
出歯なのは巣穴を掘るのに使うからだが、体毛がほとんどないのは珍しい
体毛が薄いのは普通、シャチのような水中生物か、排熱が大変な熱帯の大型生物
しかし体毛がないのを裸とのたまうセンスはどうかと思うんだ
その理屈だとハゲも裸になってしまう
つまりハゲは裸を見せつける露出狂だった……!?
穴の中は一年を通して温度変化がほとんどないので体毛も薄くていい、という事らしい
だがあまりにも温度変化がなさすぎて、体温調節という概念を忘れてしまった
つまりこいつらは変温動物
変温動物の哺乳類多い……多くない?
だがこいつらの珍妙っぷりの最たる点は外見ではない
ハダカデバネズミはなんと、哺乳類でほぼ唯一真社会性を持つのだ!
真社会性が何なのか分からない……? アッハイ ゴメンナサイ
真社会性とはミツバチやアリのような社会の事
唯一繁殖する女王を頂点に、不妊のメスの労働階級を持つ、と思っとけば大体合ってる
そしてオスは大抵ニート
まあハダカデバネズミのオスは、女王が交代する時に皆ぶっ●されるんだけど
ハダカデバネズミも女王を頂点に高度に分業化され、様々な「係」が存在する
布団係なんてのまでいる。冷えた時体を張って子供を温める係
兵隊ネズミも当然いるが、戦闘能力は低いので敵(主に蛇)の撃退は難しい
じゃあ何すんのかというと、敵に食われて満腹になってもらいお引き取り願うのだ
哀れ
不妊のメスといっても実は生殖能力はある
じゃあ何故女王だけが生殖出来るのかっつーと、女王が他のメスの生殖機能を抑制してるから
どうやってかって? 尿だよ!
いやマジで女王が他のメスに尿をかけると、そいつは不妊になるんだ
同性の放尿で避妊(強制)とか、こいつら未来に生きてんな……
しかも働きネズミが自分の子ではない子供の世話をするのも女王の差し金
具体的には女王の糞のせい
こいつらには元々食糞の習性があるのだが、働きネズミが女王の糞を食うと、
その中に含まれる女性ホルモンのエストロゲンが作用を始める
そうすると母性本能が刺激され、実の子でなくとも世話をしてしまうのだ
スカトロで育まれる血の繋がらない親子の絆とか、
俺はもうどんな顔をしたらいいのか分からないよパトラッシュ
そんなハダカデバネズミの寿命は30年以上
これは一般的なネズミの寿命の概ね5~10倍
飼育下では37歳という個体も存在するらしい
何故こんな長生きかというと、病気にならず老化しないから
まあ病気にならないってのは大げさだけど、癌にはならない
放射線を浴びせても腫瘍を移植しても発がん物質を注射しても癌にはならない
密度の高いヒアルロン酸が理由のようだが、全容はまだ解明されていない
普通の生物は老化と共に死亡率が上がるが、ハダカデバネズミは上がらない
これは本当に老化していないのか、それとも老化する年齢にまだ達していないのかは未だ不明
なお加齢で閉経せず、年をとってもポコポコ産む
不老不死や難病の克服を目指してハダカデバネズミを研究する人達もいる
でもまだ始まったばっかなので大した成果は出ていない
オレはようやくのぼりはじめたばかりだからな
このはてしなく遠いハダカデバネズミ坂をよ……
5 右 ホシバナモグラ
漢字で書くと「星鼻土竜」
その名の通り、鼻が星のように……ように見え……なくもない、かなぁ……
え? 実際は?
タコかイソギンチャクを鼻の周りにくっつけたような感じでうにょんうにょん
ぜ、前衛的なデザインですね(震え
これは別に触手プレイに興じるためのものではなく、感覚器官の一つ
この突起で対象に触れて判別する。基本的にエサ探しに使う
非常に鋭敏で、突起一本に10万本の神経線維が入ってる。これは人間の手の5倍以上
つまり、感度3000倍対魔忍ホシバナモグラ! ……いやないわこれはない
モグラと言えば穴掘りというイメージがあるが、実際にはそこまで頻繁には掘らない
穴掘りは重労働なので、あまりやりたくはないのだ
トンネルは基本的に先祖代々受け継いで使ってる
だから穴の補修作業の方が多い
何故穴に棲んでるかというと、エサの確保のため
モグラってのは代謝率が高いせいでものっそい燃費が悪い
半日くらい食べないと餓死する自転車操業生物
だからトンネルを巡回して、天井から落ちてくるミミズを食べ続けてる
まあホシバナモグラはミミズ以外も食うけど
なおモグラは植物は食べないので、農作物の根をモグラに食われる事はない
それは大抵、トンネルに入り込んだネズミの仕業
モグラのせいにするとは卑劣だ……
そんなモグラは意外にも泳ぎが達者
日本のモグラは積極的には泳がないが、湿地に棲むホシバナモグラはよく泳ぐ
泳いで何するのかというとエサ探し
水棲の虫やエビや魚などなど、水底を泳いで片っ端からかっ喰らう
うおォン、俺はまるで鼠火力発電所だ
モグラは太陽に当たると死ぬ、というのは迷信
そもそも目が退化してるので、明暗すらもほとんど分からない
研究所なんかだと明るいところでモグラを飼ってるが特に問題はない
地上で死んでるのは、トンネルの所有権争いで負けて追い出されて餓死したモグラ
モグラの世界はいつだってバイツァ・ダスト(負けて死ね)
6 三 センザンコウ
哺乳類で唯一鱗を持つ生物
この鱗は毛が変化したものなのでたまに生え変わる
縁が刃のように鋭く、尻尾を振り回して攻撃する事もある
防御は攻撃を兼ねる……!
歯がなくアリやシロアリが好物で、アリクイに姿も似ているので昔は親戚だと考えられていた
しかし今は体の構造が違う事が分かっており、別種とされている
どうやら収斂進化(似た生態の生物が似た姿になる事)でこうなったようだ
センザンコウはハイエナやクマ、犬といった動物と同じ祖先をもつらしい
似てないにもほどがあるが一体何があったんだ……
センザンコウは危険を感じるとボールのように丸くなる性質を持つ
こうなるとライオンでさえも歯が立たない
しばらくかじっているがそのうち諦めて立ち去る
鉄壁!! よって無敵!!
ちなみに似たような姿のアルマジロだが、ボールのように丸まれるのは二種のみ
またあちらは鱗ではなく鎧で、皮膚が変化したもの
鉄壁のセンザンコウさんだが、動かなくなるので人間には簡単に捕まえられてしまう
鱗は薬になると信じられており、肉は食用になるので密猟が絶えない
そのせいで絶滅危惧種になってしまっている
二年くらい前、剥製をメルカリに出して捕まったアホがいましたね
なお鱗の主成分はケラチンなので爪を食ってるのと大して変わらない
薬としては多分役立たず。効いたとしたらプラセボやろなあ……
7 左 チスイコウモリ
その名の通り血を吸うコウモリ
血以外を摂取する事は出来ず、2日くらい食べないと餓死する
そんだけあれば血くらい吸えるんでないの、と思ってはいけない
獲物(主に鳥)が見つからなければ吸えず、相手に気付かれても吸えない
牛等の巨大生物を狙う場合は下手をすると潰される
吸血とは中々に困難な道のりなのだ
まあ吸血は弱い生物のやる事だから仕方ないね
強かったら普通に肉食うからね
なお正確には「吸う」じゃなくて「舐め取る」だけど言葉の綾だと思っといて
閑話休題
彼らは、餓死しそうな仲間を見つけると胃から血を吐き出し口移しで与える
こうして仲間が死なないようにしている
なんて仲間思いなんだ、それに比べて人間は、とか言い出す変なのが出そうだが
全くもって的外れな意見だと先に言っておく
何故ならチスイコウモリは、自分に血を分けてくれなかった仲間には血を分けないからだ
つまり自分が苦しい時に助けてもらうために他者を助ける
誤用ではない方の「情けは人の為ならず」を地で行く生物
『人に親切にするのは自分も親切にしてもらうためであり、無償の愛というものはない』
プッチ神父は正しかった
なおこれは「食料を分けた・分けてくれなかった相手を長期間覚えている」
という知能の高さをも表している
チスイコウモリは仲間同士の結びつきが強く、
子育て期間が九ヶ月と長い(他のコウモリは大抵一ヶ月程度)事が
関係しているのかもしれないが、何故こんなに知能が高いかは不明
コウモリと言えばエコーロケーション
超音波を出してその反響で周囲を見るように聞く
しかし昼間活動するコウモリはこれが出来ず、代わりに視覚が発達している
昼行性のコウモリは大抵巨大で、キツネに似た顔をしているのが特徴
チスイコウモリはエコーロケーションが可能だが、赤外線を感じる事も出来る
これは獲物に体温があるための適応だと思われる
他のコウモリは虫や果物を食べるので、赤外線を感じる必要がない
8 捕 ウサギ
どこが奇妙なんだと思うなかれ
これで中々変わった生態を持っている
まずこいつらは自分の糞を食べる
硬くてコロコロした糞は見た事あるかもしれんがそちらではない
クリーム状の糞もするのでそれを食べる
草は一度で消化できないので、二度食べて完全に消化するのだ
牛の反芻と理屈は一緒
しかしカモノハシ以上のスカ種族だと言えようッッ
ウサギと言えば多産でも有名だがそれもそのはず、
なんと子宮が二つあるのだ
これはネズミにも見られる特徴で、繁殖力を武器にしているという事
足は速いけど戦闘能力はしょぼいからすぐ食われる、
だから早く増えて絶滅しないようにしている
ウサギに発情期はなく、性交によって発情する
ヤれば出来るアンアンパンパンママンパパンな生物なのだ
雑誌のプレイボーイがウサギをロゴにしているのは伊達ではない
従って天敵が少ないところだと大変な事になる
当初オーストラリアにはウサギはいなかったが、
兎狩りをしたかったイギリス人が放してえらい事になった
24匹が約100年で8億匹
増えるワカメもびっくりだ
元からいた動植物に多大なる被害を与え、穴に落ちて怪我をする人間まで出た
当然政府は黙っておらず、駆除に血道を上げ続けてきた
1950年代にウサギだけに感染するウイルスを輸入し、95%を●す事に成功した
しかし残りの5%が免疫をつけて増殖したため、すぐに意味がなくなった
カーズ様とは別ベクトルの究極生物かよ
ちなみにウサギを持ち込んだのはトーマス・オースティンという男だが、
こいつは立派な豪邸を建て寄付も行い、自分の名を冠した病院が今に残る
つまり押しも押されもせぬ地元の名士
土地を荒廃させて繁栄する辺り、とてもイギリス人らしいと言えなくもない
9 投 ヒト
「単一種」としては地球で最も繁栄した、ご存じホモ・サピエンス
宇宙人でもなければここを見てる奴は全員これのはず
奇妙な点は色々あるが、まずは直立二足歩行か
二足歩行の生物はそれなりにいるが、直立二足歩行は人間だけ
なおペンギンは体内で膝が90度に曲がっているので、実は直立はしていない
伸ばすとめっちゃ脚が長い
肩こり腰痛リウマチなどなど直立二足歩行のデメリットは多い
特に産道が狭まった事による難産は深刻で、胎児は頭を変形させないと産まれる事が出来ない
こんな珍獣は人間しかいない
「出産の時は大変だった」という女性は多いが、赤ちゃんも同じくらい大変だったのだ
覚えてないだけで
しかし直立二足歩行により頭の重さを支えられるようになり、知能を発達させる事が出来た
利点については言わずもがななので割愛
とは言えこれで欠点も大きい
脳は大食い器官だから、同じくらいの体格の生物に比べて食事量が多くなる
飢饉の時これは不利に働く。要するに餓死しやすくなる
しかし水さえあれば一~二週間絶食しても動ける辺り、人間の飢餓耐性は決して低くない
猿で唯一毛が薄い
毛の本数そのものはチンパンジーとほとんど同じらしいが、濃さは比べ物にならない
昔は人類水中起源説なんてのが出たくらい(今は否定されている)
これは体温の上昇を防ぐための適応だったらしい
樹上から草原に活動域を移した人類は、長距離を移動してエサを探す必要があった
しかし人間の起源はアフリカの熱帯
暑いところで長時間活動するには毛皮は邪魔だったようだ
汗腺も発達したため、持久力に長けた生物となった
物を掴む事に長けた「手」
可動範囲の大きい「肩」
そして炎天下でも走り続ける「持久力」
この三役を揃えた人類は、「持久狩猟」が出来るようになった
獲物をひたすら追っかけて、バテたところを投げ槍や棍棒で仕留めるのである
追いかけても逃げられるだろwwwと思った人、それは正しい
しかしこの狩猟の肝は、獲物が逃げても気にせず追いかける点にある
平原なので隠れるところはない、ゆえにひたすら追いかける
平地で人間の視界から消えようと思ったら4kmくらい距離がいるが、
炎天下で人間からそんなに距離を離せる動物はほとんどいない
ゆえに気にせず追いかける
大抵の動物は短距離が速くても持久力は人間以下なので逃げ切れない
動物は毛皮に包まれ汗腺も発達してないので熱中症でぶっ倒れるのだ
そんなところを人類のチート技能「飛び道具」で攻撃されたらひとたまりもない
足が遅く鋭い爪も牙もない人類が生き残れた理由の一つである
他にも強力な毒耐性(ネギやアボカド、カカオは大抵の動物にとって毒)を持つとか
文字を使う(教えれば覚える動物はいるが、野生で使用する動物は人間のみ)とか
火を使う(火を使って狩りをする鳥はいるし、動物園ではライターを使うチンパンジーも確認されている。火を「起こして」使うのは人間のみ)とか色々あるが、
総じて言えるのは人間の能力は既存の動物の延長線上にあるという事
特殊ではあるが特別ではない、と言っていいと思う
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