口裂け女や人面犬や「ハンバーガーの肉はミミズの肉」のような出所不明の奇妙なうわさが全国規模で同じように語られる現象のこととする ミミズのかわりにネズミだとか幼虫だとかバリエーションがある場合もあるが大枠ではほぼ同じ話が、ある集団を越えて全国的に同じように語られることを都市伝説の特異性としたい近年では杉沢村のようなネット発祥の都市伝説も生まれたが、2010年以降めっきり新しい都市伝説が語られることがなくなった
これを考えていきたいんや
都市伝説は最初はある集団での噂話として発生する
ある集団とは学校であるとか職場であるとか同じ年代の不特定多数が集団で生活しているグループである
70年代80年代にもっとも都市伝説がさかんだったの団塊世代の集団就職と団塊ジュニア世代の進学がありこのグループの規模が最大であったからと考えられる
また、ネットのコミュニティもこの不特定多数の集団であり都市伝説を発生させるといえる
2010年以降でワイも察した
知らんと思うけど
中高生の間では普通に都市伝説ある
って言われたらワイは信じる
これは人から人に噂話が伝わることでネットのない80年代でさえある地域から全国へと噂が広がるには二週間かからなかったという調査結果もある
ネット時代の現在においてはほぼ1日で噂は全国規模になるだろう
ネットやスマホの発達により伝播の能力は昔よりもあきらかに進化している
伝播に問題がないのは明白であり、原因は発生にあるといえるようだ
詳しくないけど
SCP財団とは
SCP財団(SCPざいだん、英: SCP Foundation)とは、自然法則に反した存在・物品・場所を取り扱う架空の組織の名称であるとともに、それについての共同創作を行う同名のコミュニティサイトである。サイトの主要な創作物は、特定のSCPオブジェクトを封じ込める方法を示す”特別収容プロトコル”を記した架空の報告書であるが、他にもSCPオブジェクトやSCP財団に関する様々な形式の掌編(サイト内では「財団Tales」またはTalesと呼ばれる)を執筆している。これらはWiki形式のウェブサイトにまとめて投稿される。
ゲマインシャフトとゲゼルシャフトという言葉を紹介したい
ゲマインシャフトとは地縁や血縁によって結びついた集団のことで
ゲゼルシャフトとはその対義語である目的を達成するために集まったグループのことだ
近代社会においてはゲマインシャフトからゲゼルシャフトへという社会構造の変化が起きた
都市伝説を発生させる不特定多数の集団というのがゲゼルシャフトに他ならないからだ
つまり現代社会においてはこのゲゼルシャフトが機能不全に陥っているために都市伝説が生まれなくなったのではないだろうか?
一通りイッチのレス読んだんやが、これはおんjなんかで考察してまとめスレに転載されるより、
noteとかで自分の考察発表した方が有意義やと思うけどなぁ
かなりしっかりしてるし
一つ質問なんやが、>>19都市伝説を発生させるのがゲゼルシャフトであるってのは根拠あるん?
血縁で結ばれた狭い集団(ゲマインシャフト)でも、都市伝説的なものは生まれそうなもんやが
例えば村の大人たちが子供を危険な場所に近づかせないためにでっちあげたお化けの話とか(この場合出所がはっきりしてるから都市伝説にはあてはまらないんか?)
ゲマインシャフトでは構成している人間がほど変わらんし不特定多数ではなく名前や地位でがらんじめされた個人やから
あんまり新しい情報とか都市伝説みたいなのは発生しにくいんよ
例えば殿様と家来とか親と子とかではあんまり自由な話題の会話はできないやろ?
ゲゼルシャフトみたいな不特定多数のグループから自由な話題は生まれるんや
はーなるほどな
都会にいるヤツとかわらんからな
地域による情報の壁がなくなった
現代においては集団の目的より個人の目的のほうが優先されるきらいがある
このように社会の個人化が進んだことがゲゼルシャフトの機能不全を生み、都市伝説が生まれなくなったのではないだろうか?
なにか質問とか反論はないやろか?
オカルティックな要素が馴染みにくくなっただけちゃうの
Qアノンとか陰謀論もゲゼルシャフトの機能不全の一例だと思うわ
ネットの発達で真贋の判定がしやすくなった分信じる層と信じない層の乖離は大きくなったってだけでそのゲゼルシャフトとやらは充分機能してるんじゃね
どうやろかね?
ネット社会も個人がバラバラになっているように思うんやが
真偽とは関係なく面白い都市伝説は広まるやろし
まさか80年代の人たちも口裂け女が実在すると思ってたわけやないやろし
個人が本当に個々に独立してるならアノンやラディフェミやミソジニーみたいなのが集団化せんでしょ
〝面白い〟なんていう漠然とした抽象的な評価が伝染力もったんやなくて悪魔の証明にふりかける少しの真実味って具体性やないの、それを生むのは
アノンのディープステート論とか反ワクチンの言説もせやけど全部悪魔の証明に根拠っぽい事例を加える事で信じさせる手法やん
そういう視点で見れば都市伝説は死んでないんやない
なるほど
そうするとQアノンや反ワクチンが現代の都市伝説ってことになるんか
なんか夢がないというか悲しいね
蔓延する範囲や語られる期間は都市伝説の定義ではないんしょ?
トイペの買い占め騒動なんかまさに都市伝説的な経過たどった好例やと思うんやが
現代は終息までのスピードが速くなってるってだけで都市伝説自体はどんどん生まれ続けてるんやない
そうでないとおかしいと思うし
じゃあ生まれてから消えるまでの間隔が早くなって
顕在化してるように見えないだけなんかな?
ツイカスが言ってるから嘘松!みたいな
ネットも昔はある目的による集団っていうゲゼルシャフトを構成してたと思うんやがそれが個人が個人で自分の言いたいことだけを言う空間になってしまったと思うんよね
それでそうした分断された社会では都市伝説も生まれないんやないかなって
だけどネットが発達したからみんな知ってしまって冷めるんよ
それでも巨頭オとかコトリバコとか割と最近のネタやと思うけど
巨頭オとかコトリバコは2ちゃんねるのオカ板発祥やし
その頃はまだ同一目的集団として機能してたってことやないかな?
今はオカ板も衰退しちゃったし
いや社会学ニワカや
ちょっと本読んで自分でも考察したくなった
せいぜい2010年代かと思った…
あれもサイトごと消えたり消滅したのも多いしな
狂気太郎とかキはサイト残って更新しとるけど
口裂け女とかワンチャンガチでいるかも、って小学生の頃なら思ってたかも知れんが、今はネットで検索すればそれが都市伝説っていうカテゴリの中に納まってることがすぐにわかってしまう
他の噂話とかもそう
そうなんだよな
「アポロは月に行っていない」「ネス湖に怪物がいる」とか、そう言うの好きな奴に言わせときゃええのに、
「そんなはずがない」勢にガチで否定されちゃう時代なんよな
「みんな嘘だと薄々わかってるけど一緒に騙されよう」のノリが現代にはない
あと都市伝説が生まれにくい環境を発生に絞って伝播は問題ではないというのも怪しいな
伝播力があるからこそ、有識者の耳にも届いて、正式に否定されるのではないか?
ひろゆきはかつて「嘘を嘘だと見抜ける人じゃないと~」と言ったが、今は逆転していて、「朝があっという間に嘘であると見抜かれる時代」になっている気がする
口裂け女の時代の拡散力と現代の拡散力の違いは何かと言うと、口裂け女の時代は言うても大人の耳に届いても「また子供がバカなこと言ってるわ」で終わってたいして相手にもされなかったが、現代はSNSで老若男女すべての世代の耳に届いて誰もが本気で真偽を確かめようとする
伝播力の強さは情報の淘汰に一役買っているのではないか
あ、あと情報過多ってのもありそう
たしかに
情報の伝播力が強くなりすぎると情報の真偽も明確になるから都市伝説が生まれにくくなる一面もあるわね
アメリカでは数百万人が信じとるらしいし
それは地球平面説が都市伝説なんやなくて
「アメリカでは数百万人が地球平面説を信じてる」ってセンテンスが都市伝説っぽいかも
>>57
ソースは一応調査会社らしい
4%が「地球は平らだ」と答えているらしいので、アメリカの人口は3億なので単純計算だと数百万どころじゃなく1300万になるが…
まぁわからんね
それは大数の法則的な問題やないのかな
分母が三億って巨大だとたかが数パーセントの少数派でもたくさんいるように見せかけられるっていう数字のトリック
大数の法則は分母が大きくなればなるほど割合と確率が近接するってもんやで
心理学上の大数の法則や
早まった一般化のひとつ
飛行機は落ちるって認識があるのは毎年ものすごい数の飛行機が飛んでてその中の一つが落ちてるだけやけど
飛行機が落ちるってことがインパクトが大きすぎるから分母が大きいことが意識されなくなるんや
少数の法則の逆
というか、早まった一般化とか関係なく、4%という数字が普通に大きい数字やないか?
25人に1人や
たしかにそういわれると大きいわ
すまん地球平面説に関してはワイが間違ってたわ
どうやろね
都市伝説を楽しんでる身としては違うと言いたいけど
都市伝説の中にも陰謀論みたいな実害あるやつもあるし同じなのかもしれないわ
>>62
・嘘である証明が困難であり
・人々の不安を煽る内容で
・信じる人たちがある程度の規模存在し
・歴史的な由緒をもたない
この辺がワイ的になんとなく都市伝説だと思う構成要件やけど陰謀論も同じやな
都市伝説を意図的に作って流す奴はモラル的に問題ありかもしれんが、
根も歯もないデタラメだと真剣に証明しようとする奴もそんな情熱がどこから湧くのか疑問である
まぁあまりにも不謹慎な話やったり大衆の不安を煽るようなのは嘘だと証明したいのもわかるが
今はもうあんな都市伝説が広まるのは難しいやろな
そうだったら怖いなっていう日常の死角に潜む恐怖みたいな奴やろうな
仙台上空を飛んでたやつやね
・騒音おばさんは実は創価の集団ストーカーの被害者
・プチエンジェル事件を追っていたジャーナリストが殺された
・世田谷一家殺人事件の犯人は韓国人しかやらないアイスの食べ方をしていた
こういう定着しちゃったネットde真実が山ほどあるやん
自分の身近にあった都市伝説で最後に聞いたのは
「自分とこの学校が修学旅行でディズニーに行けないのは、先輩のヤンキーがミッキーを池に突き落としたから」
だったな
実際ワイの年は行けなかったんやが、他の年でも似たような噂が流れてたらしいで
ちなみに真偽は不明
こういう風に小さいところではまだ都市伝説行きてそうだけどな
これももう数年前になるけど
この手のはまあまあ色んな学校であるな
これどこの学校にもあるよね
うちの近くの高校でもそういわれてるところあった
地球平面協会ってネタやろ
「平面じゃ重力が発生しないやと? あれは地表が宇宙空間をめっちゃスピードで上昇してるだけや。それを重力と誤認しとるだけ」
「上昇のエネルギー源? ほら、あれや。ダ、ダークマター?」
とか言ってるわぞ
完全にネタやん
「口裂け女は実は米軍だかCIAだかが口頭での噂が広まる速度を調べるためという目的で意図的に流したもの」みたいな
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こういうのめっちゃすき
スマホも携帯もネットもない時代によう広まったもんや
まぁテレビという反則技があったけど
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