火星の北半球は43億年前、海で覆われていた!?

宇宙の謎

 

火星探査などを進めるNASAは、太古の火星には広大な海があったという研究結果を発表しています。

発表によれば、火星に水があったのは43億年前だとのこと。

惑星の北半球にあたる部分、地表の19%が海だったといいます。

 

また、水量は地球の北極海を超える2,000万立法キロメートルと推定。

 

 

 

この発表が正しいとすれば、太古の火星は上の画像のような上半分が青く、

下半分が赤い2トーンの惑星だったことになりますね。

 

これらの研究結果は、ハワイにあるケック天文台やNASA観測施設、

またはチリにある大型望遠鏡を使った観測によるもので

研究を行ったNASAゴダード宇宙飛行センターの「ジェロニモ・ビラヌエバ」氏によると、

火星表面の「水」と「重水」の比率を測定することで、

時間の経過でどれくらいの水分が大気から消失したかを計算したそうです。

 

 

また、火星から飛来した隕石なども調査し、総合的に43億年前の火星にあった水量を割り出したとのことです ( ̄0 ̄;)スゲ~・・

 

 

それじゃあ生物もいたんじゃ・・・? 

 

そう!NASAの発表通り、もし太古の火星に海や水があったとすれば、かつては生物も存在していた可能性は高いそうなんです。

 

・これは火星由来の隕石中の微生物の化石と言われています。

 

 

NASAは過去に火星の大気中に含まれるメタン濃度が不定期に急上昇する現象を確認したとする研究結果を発表しています。

 

そうした現象は通常では考えにくいことから、今までに知られていないメタン生成源(※)が存在しているのかもしれません・・・

※メタン(CH4)は、地球の自然界では細菌などの微生物が有機物を分解する過程で生成することから、生命の存在を探る上で重要な物質と見なされています。

 

とにかく、この【太古の海】との関連性も含め、今後も火星への興味は尽きませんね~^^

コメント

タイトルとURLをコピーしました